(2)仕事と家庭の両立支援と働き方の見直し
今日、つっかかりたいのは次の箇所です。
「職場優先の風土を是正する働き方の見直しを課題とし、家族の時間や私的活動の時間を大切にできる職場風土をつくることが求められている。」
育児休業を取る人が少ないのは、職場優先の意識があることもさることながら、育児をやっているよりは働いているほうが楽、という意識もあるからではないでしょうか?
それから「家族の時間」って何でしょう? 夫婦だけで暮らしている人は、2人がめんと向かいあうことでしょう。夫婦と小さな子どもの場合は、みんなで同じ時間を共有することでしょう。では、ニートやフリーターやヤパラサイトの30代の人は親と一緒に過ごそうというのでしょうか?
ここで言う「家族」というのは小さな子どもと一緒に過ごしましょう、ということですね、きっと。
老親からみて、結婚しない息子が働くのがたいへんだから家にいて私たちと一緒に話をしましょう、というわけではないですよね。
でも、少子化白書にも、進んだ視点があると思います。それは「家族の時間」の次に「私的活動の時間」が書いてあることです。今は夫婦でさえ、個人個人の契約で、個人の時間を侵さない生活をよしとしているのですから、当然の視点です。
でもでも、もしも労働時間の短縮があったら「家族の時間」に向かうのでしょうか?
それとも「私的活動の時間」の方に行くのでしょうか?
(参考)
http://www8.cao.go.jp/shoushi/whitepaper/w-2005/17WebHonpen/html/h1220232.html
今日、つっかかりたいのは次の箇所です。
「職場優先の風土を是正する働き方の見直しを課題とし、家族の時間や私的活動の時間を大切にできる職場風土をつくることが求められている。」
育児休業を取る人が少ないのは、職場優先の意識があることもさることながら、育児をやっているよりは働いているほうが楽、という意識もあるからではないでしょうか?
それから「家族の時間」って何でしょう? 夫婦だけで暮らしている人は、2人がめんと向かいあうことでしょう。夫婦と小さな子どもの場合は、みんなで同じ時間を共有することでしょう。では、ニートやフリーターやヤパラサイトの30代の人は親と一緒に過ごそうというのでしょうか?
ここで言う「家族」というのは小さな子どもと一緒に過ごしましょう、ということですね、きっと。
老親からみて、結婚しない息子が働くのがたいへんだから家にいて私たちと一緒に話をしましょう、というわけではないですよね。
でも、少子化白書にも、進んだ視点があると思います。それは「家族の時間」の次に「私的活動の時間」が書いてあることです。今は夫婦でさえ、個人個人の契約で、個人の時間を侵さない生活をよしとしているのですから、当然の視点です。
でもでも、もしも労働時間の短縮があったら「家族の時間」に向かうのでしょうか?
それとも「私的活動の時間」の方に行くのでしょうか?
(参考)
http://www8.cao.go.jp/shoushi/whitepaper/w-2005/17WebHonpen/html/h1220232.html