少子化で行こう

世の中、少子化対策音頭が鳴り響く。人口減少もあると、恐怖心を駆り立てる。でも、何かそれって変じゃない? ままで行こうよ。

いったいどんな責任感?

2006-02-10 10:02:16 | Weblog
(少子化の流れに歯止めをかける責任)について

 1990年代以降顕著となってきた少子化傾向により、わが国はまもなく総人口が減少に転じ、長い期間にわたって人口減少社会に突入することになる。人口が減少しても、一人当たりの生産性が高まれば、経済的には問題がなく、人口減少社会に危機感をもつ必要がないという意見もある。しかし、1億人程度の規模で人口減少が止まればまだしも、前述したとおり(第1章第3節参照)、このままの低出生率が続けば、2100年には6,000万人程度と、現在の総人口の半分の規模となってしまう。総人口が半減するような社会では、国全体の活力はもとより、地域社会の活力を維持していくことさえ甚だ困難であろう。少子化の進行は、日本社会の持続性に対して疑問を投げかけている。
 これから人口減少社会に対応した社会経済システムの構築への取組が必要であることは言うまでもないが、同時に、少子化の進行に歯止めをかけるために社会全体で取り組んでいくことが必要である。第4章でみたとおり、欧米諸国では、フランス、スウェーデン、イギリスなど、わが国よりも高い出生率を維持したり、中にはフランスのように出生率が上昇に転じて「ベビーブーム」を迎えている国もある。こうした国々の施策も参考にしながら、総合的な少子化対策を講じたり、社会全体で子育て世帯を支援したりすることにより、少子化の流れを変えていかなければならない。さもなければ、100年後に総人口が半減してしまうという事態を招くことになる。100年後の世代に「人口半減社会」を残さないようにすることが、現在の日本社会に生きる私たちの責任である。

ん-、いったい誰が何に対して責任を持つのでしょうか? 人口が半減してもいいではありませんか? 損なわれた自然が元に戻り、少なくとも元に戻る方向に向き、人間以外の動物も増える。

環境重視が実現されます。

そして、人口が半減した場合には、人間はもっと集中して仲良く住んでいるでしょう。

青森市では「コンパクトシティ」をめざしているそうです。日本もコンパクト国家になるでしょう。半減しても、人口密度はそれでもまだまだ高い国になるでしょう。

そういうことで。

(参考)
http://www8.cao.go.jp/shoushi/whitepaper/w-2005/17WebHonpen/html/h1530120.html