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オーディオとお酒と音楽、言葉遊びに旨い物、欲張り男の独り言

黒人音楽大好きで、SP,Tape,EP,LP,CDの山に埋まっています。映像もたくさんあり、死ぬまでに観終わるかどうか?

ジュディ・オングの木版画

2012-10-31 17:26:33 | 日記
2012.10.31

 昨日熊本の県立美術館分館でやっている木版画の世界展に行ってきた。3フロアに分かれていて、うわさには聞いていたが、その大きさにびっくり、畳2枚弱のものがたくさんある。今回出品はされていなかったが、3メートル×2.44メートルのものもあるらしい。たまたま友人から彼女の木版画の絵葉書をもらい、その凄さにびっくりしてすぐ画集を買ったので、作品の素晴らしさはよくわかっていた。でもやはり本物は違う、大きさも実物を見ないとやはり実感できない。



 日展の特選になった作品もある。とても歌手の副業ではない、尋常ならざる才能である。版画の制作工程の15分ほどの動画を上映していたのと、版木の実物も展示してあったので、カラーの木版画の作り方が何となくわかったような気がする。

 スケッチとか下絵が並べて展示してある版画もあり、比較して間違い探し遊びも出来そうだった。持ってる画集と違う画集も販売していたので、絵葉書5枚、複製画、妻への土産と一緒に購入した。大きな版画は我が家には飾る壁面がなく(レコード・ラックと本棚、オーディオ・セットだらけ)値段も百万円以上するので年金生活者には手が出ず、一番小さい版画を予約注文することにした。我が家で初めての本物の版画である。
 

 感動して、本当は本館のほうも見学したかったのだがとてもその気にはなれず、ジャズ喫茶、居酒屋、ジャズ・バーを梯子して、そのたび初めて会ったお客さんや従業員の人に画集を見せて、今週一杯11月4日までと宣伝しまくった。本当に観て損はない、熊本県民よ、分館に急げ。

ジプシー音楽と核廃絶

2012-10-29 16:00:22 | 日記
 黒人音楽が大好きだが、ジプシー音楽も大好きだ。気になった言葉があったので、「ジプシー・キャラバン」というDVDを観直してみたら直ぐに見つかった。マケドニアのジプシー・クィーン、エスマの言葉で

 「みんなロマ(差別性を含まないジプシーの正式名称)を見習うべき、
  戦争を始めたことも、国を占領したこと、迫害したこともない。
  ひたすら不当な扱いを受けてきた。」

 確かにそうだ。ナチスにユダヤ人と一緒に虐殺されたが、一方は軍備に走り、核保有国と言われ戦争ばかりやっているイメージだが、ロマはひたすら耐えてきた。この映画は演奏はもちろん内容もおすすめ、ぜひ一度見て欲しい。

 さて、核廃絶とどう関係があるのか。日本も核を持つべきだという話がいつでもあるが、持ってはいけないと思う。逆に唯一の被爆国として、世界中から核をなくさねばならないと思う。夢物語でしかないが、日本人のスーパー・パワーで、核兵器をある一定期日までに廃棄しなければ、保有国の核を爆発させるという研究を、日本は被爆国としてやってもいいのではないのだろうか?完成したら警告を発して、まず核実験準備中の核を爆発させたら効き目がありそうだ。核実験するくらいだから避難も順調にいくだろう。当然大国の妨害が入るだろうが、日本のスーパー・ガードマン、ゴルゴ13に護衛を依頼するのだ。さいとう・たかをさん、ゴルゴ13の最終回はこのテーマで書いてもらいたいな。

  「核廃絶 声が聞こえる 被爆者の」


庭で貉(むじな)=アナグマに遭遇

2012-09-05 11:43:22 | 日記
2012.9.2(日)

 我が家は近くを通る小学生から猫屋敷と言われていて、猫がいっぱい集まり、家内はいっぱい不機嫌である。今日9時前近くの猫が何やら様子を見ている。よく見ると甘ガキの木下に大きな猫みたいなものがいる。近くでは家内が畑作業中である。そろそろ近づいてみると猫ではない。イタチかなと思い、カメラを取りに帰り撮影、全然怖がらない。うちの家内に猫ではないと教えると、早速放水を始めた、勇気があるというのか、何も考えていないのか。幸いこちらに攻撃はしかけてこず、望遠で写真を6枚ほど撮影した。

 良く映っていた。早速インター・ネットで調べてみると、貉というのは日本では狸とアナグマが混同されているみたい。似たような動物を調べた。狸はイヌ科、アライグマはアライグマ科、アナグマはイタチ科、ハクビシンはジャコウネコ科とそれぞれ科が違う。顔と尻尾でアナグマと確定。夜はアナグマと近くの大型犬の叫び声と植木鉢か何かが割れる音が続き眠れなかった。

 翌朝畑を観察すると、沢山の穴が掘られている。確かにアライグマの好物は甘い果物とかモグラとある。我が家にはモグラが多いので、近寄ってきたのだろう。今後が心配になったが、大型犬の叫び声に敬遠したのかあらわれていない、めでたし、めでたし。

憧れの若尾文子の喜劇鑑賞

2012-09-03 11:32:58 | 日記

2012.9.1(土)

 近所の奥さんから熊本県立劇場でやる「明日の幸福」のS席チケット2枚いただいたので、夫婦で出かけた、別々に。家内は早くから出かけてショッピング、私はゆっくり出かけて、レコード屋、古本屋を覗き、ジャズ喫茶でギネス・ビールを2杯飲みタクシーで劇場へ向かった。運転手さんと昔の話で盛り上がり、料金を100円負けてもらった。

 若尾文子はあこがれの女優で、昔独身時代彼女の映画を見て女性恐怖症になり、結婚しても治らず、神戸震災直後に応援で神戸へ単身赴任した時、ソウル・バーで地元の若い女性と初対面で3時間ほど話すことができ、やっと恐怖症を克服することができた。

 普通は10倍のツァイスの双眼鏡を持っていくのだが、若尾さんに敬意を表して持参せず、お声だけを拝聴して非常に感動した。水谷八重子が西郷輝彦と三世帯同居の祖父母役、若尾さんは田中健と夫婦役、丹羽貞日仁と京野ことみが息子夫婦役で、俳優の実年齢を考えるとおかしな組み合わせであるが本当に面白かった。

 終わったら家内と別行動、行きつけの料理屋さんで1年ぶりの再会を祝って話が大いに弾んだ。最近ずっと毎日新聞の熊本版で、月に1回か2回は私の肥後狂句が掲載されるので、実例を示しながら大いに盛り上がり、今度は料金を500円負けてくれた。幸いなことに翌日の毎日新聞に私の肥後狂句が掲載されたので、面目を保つことができた、めでたし、めでたし。