
家族旅行1日目のつづき。
室堂に着いたら、天気が悪くなっていた。
上空は曇って、無風だったが寒いくらい。
持ってきたユ○クロのウルトラライトダウンがさっそく活躍。
しかし室堂平を散策したくても、
寒いし、息子はもうすぐにでもチェックインしたいと言ってるし、
早々に宿へ。
立山での宿泊は初めてだ。
みくりが池温泉に宿泊。
ここは、半分山小屋・半分旅館みたいな宿。
名前のとおり、源泉かけ流しの温泉、
しかも日本で最高所にある温泉なのだ。
源泉は、宿から少し下の地獄谷。
部屋に荷物を置いて、うだうだしている息子も置き去りにして、
カメラだけ持って雷鳥沢から地獄谷を巡る散策へ。
室堂は散策のための遊歩道が整備されている。
この遊歩道以外は絶対に入り込んではいけない。
国立公園であるこの地の自然、
高山植物や、動物たちの生態を荒らさないように、
というわけだ。
観光客(ここは登山装備がなくても来られる2000m地帯)や登山客はみんな遊歩道を行き交う。
そのなかで、人だかりができている場所がときどきあった(最初の写真)。
その人だかりの視線の先には…

雷鳥。
しかもこの写真の場所では3羽。
今年生まれたヒナのようだ(ヒナと言っても大きさは成鳥より少し小さい程度)。
最初の写真では、

→のところにいるのだ。
すごい近くでしょ。
人間を怖がっていないのか、
ロープの外側には絶対人が来ないことを知っているのか、
群がる人間たちの前で、撮影会よろしく行ったり来たりしていた。

足の裏まで羽毛が生えているのだ。↑
この日は、他に2か所の雷鳥ポイントに遭遇した。
(いずれも比較的みくりが池温泉の近く。他の場所にもたくさん出没していたらしい)

↑こちらはハイマツの間のくぼみにうずくまっていたので目立たなかったが、
じっとしていたのできれいに撮れた。
雷鳥は名前の通り、天気があまり良くないときに出没する。
この翌日から天気がよくなり、
雷鳥はこの日以外ではまったく見られなかった。
ラッキーな初日だった。
数年前、某NHKでお昼の番組で中継で雷鳥を探していましたが、時間内に見つけることが出来なかったのを思い出しました。
寒い所に棲んでいるためか、足の先迄温そうな毛で覆われているのにビックリ。白がきれいですね。
土産にもらった、名前忘れたけど、富山の雷鳥の卵のようなお菓子美味しかった記憶が有ります。
2000メートルに一気にいけるのは素晴らしいですね。
室堂で雷鳥に出会える確率は、天候と時季によります。
天候が悪ければかなり高い。
時季は5~6月がいいそうです。
縄張り宣言のため、オスが小高い所に必ずいるそうです。
夏も足は白いのですね。冬になれば全身真っ白になるらしいですが、
その頃には人間もいなくなります。
お土産は、そのものずばり、『雷鳥のたまご』だと思います。
でも、一番有名で定番なのは『雷鳥の里』ですね~
これもおいしいですよ。