金沢2日目の朝。
朝食前に、ホテルから歩いて兼六園へ。
なぜなら、開園15分前まで、入園無料なのだ(6時から7時45分まで)。
兼六園は地元の市民の憩いの場でもあるので、早朝無料で入れる時間帯を設定したのだそう。
(夏はなんと4時開園!!)
開園前の兼六園、人が少ないのでこんな風に人のまったくいない写真が撮れる。
↑ここのアングルが、もっとも有名なスポットだそう。
毎朝ここで定点撮影している地元の方が、いろいろ教えてくれた。
兼六園は、自然のままの野趣あふれるつくりを重視しているようで、
桜がいっぱいになるとか、紅葉がきれい、とかいう要素は少ない、とか
ここ数年はとても雪が少ないこと、雪が降るときはどかんと降って、
膝くらいまで埋まるのだけど、大体2月14日前後の頃だ、とか。。。
ほんとの兼六園の良さを知ってほしい!って言ってたな。
↑先ほどの撮影スポットの池の反対側から。
ここも、地元の方のおススメスポット。
開園15分前になると、園内放送で知らせてくれるので、急いで出る。
お土産屋さんのある桜並木が、眺めがいいよ、と先の地元の方が教えてくれたので、
ここから金沢城公園へ。
昔ながらのお土産屋さん、食事処が並ぶ。
金沢城公園を通り抜けて、一旦ホテルに戻り、朝食。
その後、再び歩いて金沢城へ。
金沢城、もちろん天守閣はないのだけど、1999年から石川県が復元に着工し、
現在の金沢城公園の姿になっている(まだ復元工事は継続中)。
たくさんの遺構があるのだけど、特に目立つのが石垣だと思う。
多くの種類の石垣が残っていて、石垣を見るためのルートも作られ、
要所要所に解説板が設置されている。
↑最も意匠的な石垣、「色紙短冊積(しきしたんざくづみ)石垣」。
発掘調査によると、実はこの土の下になっていて今は見ることができないが、
滝壺(!)の石組みがあり、V字の石樋から落差9メートルもある石垣の滝があったことが分かっているのだそうだ。
かっけー!!
前田家すげー!!
ほかに、菱櫓 ↓
↓橋爪門と、橋爪門続櫓。
↓櫓をつないでいる五十間長屋を入れて、これが金沢城公園のメインの建物全体像。
2001年に復元完成したので、まだピカピカにきれい。
バリアフリーもバッチリ。
入館料320円。
前庭の芝生も広々している。
菱櫓の前などに桜並木があるので、春ここはお花見の名所になりそう。
園内は無料で入れるしね。
春華やかな頃に、来てみたいなぁ