筑紫の国から『花つくし日記』

福岡から情報発信の山野草・庭の花などをテーマにしたブログです。
お花紹介は九州に咲く季節の花がメインですよ。

万葉集/巻2-0087 自然を詠んだ歌【霜】12月

2023年12月17日 | 20.万葉の花鳥風月

万葉集には、山や川などの自然を詠んだ歌が多いようです。
万葉集に詠まれている
日本の美しい自然が長く残っていくように」
と願っています。

今日、紹介する自然を詠んだ歌は、【霜(しも)です。

万葉集/巻2-0087  作者/磐姫皇后(いわのひめのおおきさき)
ありつつも  君をば待たむ  うちなびく
                               わが黒髪に   の置くまでに

【意味】このままあなたがおいでになるのを 
        待っていましょう わたくしの

  この黒髪が霜を置くほど  白髪になるほど老いるまで

 ※枕詞:うちなびく
 ※「黒髪に霜の置く」白髪になることの比喩。

万葉の時代の自然季節感は今の私と今の自然・・・
 「日常生活で、どんな小さな自然気づくことがあれば」
 万葉時代の豊かな自然に触れられる感じがしますよ。

※写真は、Canvaのフリー写真素材を使用

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