万葉集には、山や川などの自然を詠んだ歌が多いようです。
万葉集に詠まれている「日本の美しい自然が長く残っていくように」
と願っています。
今日、紹介する自然を詠んだ歌は、【霜(しも)】です。
万葉集/巻2-0087 作者/磐姫皇后(いわのひめのおおきさき)
ありつつも 君をば待たむ うちなびく
わが黒髪に 霜の置くまでに
【意味】このままあなたがおいでになるのを
待っていましょう わたくしの
この黒髪が霜を置くほど 白髪になるほど老いるまで
※枕詞:うちなびく
※「黒髪に霜の置く」白髪になることの比喩。
万葉の時代の自然季節感は今の私と今の自然・・・
「日常生活で、どんな小さな自然気づくことがあれば」
万葉時代の豊かな自然に触れられる感じがしますよ。
※写真は、Canvaのフリー写真素材を使用
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