万葉の歌碑を訪ねて
歌碑の設置場所/福岡県太宰府市大字大佐野字野口807-128
太宰府メモリアルパーク 太宰府の丘展望台
万葉集/巻5-793 作者/大伴旅人(おおとものたびと)
世の中は 空(むな)しきものと 知る時し
いよよますます 悲しかりけり
【意味】世の中は空しいものだと知った時、
いよいよますます悲しみが深まってくる。
※大宰師に任命された大伴旅人と共に筑紫にやって来た妻「大伴郎女」は旅の疲れも取れていない神亀5年の初夏、急逝しました。旅人の悲しみの歌「凶問報歌」に続き、山上憶良が旅人に成り代わり詠んだ歌、それが「日本挽歌」です。
写真下 歌碑の全景
写真下 歌碑の解説案内板 (親切な説明です。)
万葉の歌碑とは
万葉集の歌を刻みつけた碑が「万葉歌碑」です。 多くの人々に親しまれた万葉の歌を石に刻み、その歌を作った歌人を讃(たた)え、その歌が後の世に残ることを願っているのです。
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