筑紫の国から『花つくし日記』

福岡から情報発信の山野草・庭の花などをテーマにしたブログです。
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d38万葉の歌碑 巻5-793太宰府市 太宰府メモリアルパーク 太宰府の丘展望台

2024年03月14日 | 20.万葉の花鳥風月

万葉の歌碑を訪ねて


歌碑の設置場所/福岡県太宰府市大字大佐野字野口807-128
          太宰府メモリアルパーク 太宰府の丘展望台

万葉集/巻5-793  作者/大伴旅人(おおとものたびと)

世の中は  空(むな)しきものと  知る時し
                    いよよますます    悲しかりけり 


【意味】世の中は空しいものだと知った時、
               いよいよますます悲しみが深まってくる。

 ※大宰師に任命された大伴旅人と共に筑紫にやって来た妻「大伴郎女」は旅の疲れも取れていない神亀5年の初夏、急逝しました。旅人の悲しみの歌「凶問報歌」に続き、山上憶良が旅人に成り代わり詠んだ歌、それが「日本挽歌」です。

写真下 歌碑の全景

写真下 歌碑の解説案内板  (親切な説明です。)


万葉の歌碑とは
万葉集の歌を刻みつけた碑が「万葉歌碑」です。 多くの人々に親しまれた万葉の歌を石に刻み、その歌を作った歌人を讃(たた)え、その歌が後の世に残ることを願っているのです。


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