膵臓癌と向き合う

余命1年宣告から1年を過ぎ
只今2年目を元気に過ごしております^^
今年の目標は、もちろん今年も生き切る事!

2009-12-29 00:08:16 | これまでに読んだ本
昨日は病院の日だった。
血液検査の結果、やはり白血球が減っているとのことで

「ほんとはジェムザールも1回あけた方がいいのですが量を減らしてしておきましょうか…。また3日間注射には来て下さいね。」

との事で いつもより少し量を減らしての点滴。
あ~~~。また注射に通わなくっちゃ。
年の暮れ、きっちり病院なのね~~~^^;
まぁ、それでも注射はすぐ終わるからよしとしよう♪

点滴の間は暇なので病院に本を持参している。
「最近、あなた笑えてますか」を読んでしまって、今はGACKTの「GACKTIONARY」を読んでいる^m^
私はGACKTの見た目も歌も好きだけど考え方が一番好きで いつもその言葉に納得して励まされて強くなれる。
もちろん私とは全然違うタイプの人間なので「これは私には無理!」って思うこともいっぱい(笑)

GACKTは若い時からずっとテーマとして「生」と「死」というものに触れていると思う。
今回のこの本も「生き方」についてだったり「死」についても書かれてあって、今の私が読むからなのか
「これから死に向かってどうやって生きていくか」、とても考えさせられる一冊なのだ♪

別に今の私だからでもないのだろうな。
みんな死に向かって生きているのだし、明日どうなるのか分からないのは誰にとっても同じこと。
この本には「自分が死んで体が無くなっても精神は受け継がれていく。」ということが書いてあって
次の世代へのバトンをキッチリ渡すことの大切さを教えてくれている。
それを考えると私はやはり「子供に何を伝えていけているのか。」「残りの人生で何を伝えられるのか」。
そこをちゃんとしておかないと私があの子達の親でいる意味がないのかな…と思う。

あと何年(何ヶ月だけにはならないようにしなくちゃ^^;)生きていられるか分からないけど
子供たちに渡すバトン、中身の詰まったバトンにしなくちゃね!

基本は私の死で「人間結局死んじゃうんじゃん!」なんて考えではなくて
「かあさんは人生楽しんでたよね~。ちょっと早いけどいい人生だったんじゃない?」って感じてもらいたい。
そんな人生目指して生きて生きます!!!