膵臓癌と向き合う

余命1年宣告から1年を過ぎ
只今2年目を元気に過ごしております^^
今年の目標は、もちろん今年も生き切る事!

穏やかな日

2009-12-15 18:54:47 | 治療について(気をつけている事等含む)
今まで特に何を信じるわけでもなく、たとえば神社とかお寺とか気にして行ったこともなかった。
初詣も行ったり行かなかったり…。
行っても季節のイベントとして行くくらいだった。

病気になってから色々な人が「○○するといいよ。」とアドバイスしてくれる。
その中に「○○神社に御参りして御祈祷してもらうといいよ。」と言ってくれる人がいて行ってみることにした。
御祈祷で病気が治るとか治らないとかそういうことより私は気持ちが大事だと思っているので
御参りすることで自分自身の気持ちが落ち着くのならそれも大事なことだな~と思う。

それまでは全くそんな事思ってもいなかったので やはり病気になるとメンタルが弱くなるんだな~^^;
今までは風邪もひくこともなく家庭も特に大きな問題もなく(細かく言うと色々あるけど・笑)
今までと同じように生活していけばこのまま当たり前のように普通に幸せな将来が待っていると思っていた。

子供たちが大きくなって結婚して孫が生まれて…。
そんな普通の当たり前なことがこんなに遠くて普通の当たり前なことではなかったんだ…って思う時がくるなんて。

…で、13日の日曜日に山の上にある神社に御参りに行ってきた。
ずっと歩いては無理なので^^; 行けるところまで車で行き、そこからロープウエイで山の上まで行き
ロープウエイを降りてからは20分程…かな? 歩いて神社に到着♪

その20分程ゆっくりと歩いて行く途中で旦那と色々な話をしながら こうして並んでゆっくり歩くなんて何年ぶりだろ…と思った。
4~5年程前から旦那の仕事がとーっても忙しくなり、家に帰ってもご飯食べ終わったらうとうと眠ってしまいそうで
お風呂に入るのもやっとの生活が続いていて、休みも1年に数日でお盆もお正月もないような生活をずっとしていたので
のんびり歩きながら話をするなんてほんとに久しぶり。
あ。夏に家族旅行に行った時にはゆっくり話せたな^^

「ずーっと忙しかったからこんな風に山に来ることなんて病気でもしなければ絶対なかったよね。」なんて言いながら
これは病気のおかげかな^^;

そんな話をしながら神社について御祈祷をしてもらったのだが、それまで普通に話してたのに
やっぱりあの空気というか、御祈祷が始まると急に色々なものが込み上げてきて不覚にも涙が出てきてしまったのだが
涙はいいが鼻水がズルズルとこれには困った^^;
シーンと静まりかえった中に宮司さんの声だけが響く中で「ズズズズズーーー」…^^;
御祈祷が終わると宮司さんがティッシュをくれた^^;

少し宮司さんとお話をして元気をもらって帰ってきて「行ってよかった~♪」と思った^^
今まで御参りしてこんなに気持ちがすっきりしたことなんてなかったので(信心がなかったのね…)新たな発見♪
年が明けたらまた行ってみたいな。

旦那に「長男の合格祈願も一緒にしちゃだめかなぁ?」と言うと
「1回にいくつもお願いして御利益がないと困るので今回は病気のことだけ!」と言われたので年明けには受験の合格祈願に行こーっと♪

そんなスッキリした気持ちになって その翌日(14日)、徳島までセカンドオピニオンに行く日を迎えた。
セカンドオピニオンの話はまた明日のブログに書きます^^
最近PCに向かう時間がすっかり減ってしまって^^;
主人が家にいてくれる時間が増えて その間PCし難いっていうのと、子供に占領されてる時間が多いっていうのと。。。
(嗚呼…そんなことを言ってると「かーさん、パソコンかわって下さい~。」って言ってる~~~(笑)
なので今日はこのへんで^^