里山・燦のものがたり

瀬戸内海の里山で生息する里山犬・燦(ダルメシアン)の活動
ものがたりです

初冬の海

2012年11月29日 | 
この十一月も寒い日が続いていますが、
少しましな風の弱い日に久し振りに海へ行ってみました。
ママチャリで海岸線沿いに一時間ばかりの自転車漕ぎでした。

海岸の浜の波打ち際を向こうから、
ワンちゃん連れの人がこちらの突堤側に向かってやって来ました。

ワンちゃんは白っぽいのと茶色っぽいのとの2匹です。
リード無しでおじさんと一緒にやって来ました。

おじさんは歩きながら時々海に向かってボールの様な物を投げていました。

それを待ってたかの様に白い方のわんちゃんが、
直ぐに海に飛び込み泳いで沖へ向かいそのボールを咥えてUターンし持ち帰ってきます。


帰って岸に上がるとボールを置いて身体をブルブルと数度振り海水を落としていました。
この様な行動を何回も繰り返しながらこちらの方へと近づいて来ました。
こちらの海水温は今の時期、大体16度位ですから海の方が暖かいかもしれませんが、
それにしてもよくも海に飛び込んで泳ぐものだと感心しました。
ラブちゃん等水が好きな犬種も居ますが、この白ちゃんはミックスの様でした。
他の茶色ちゃんは全然海に入ろうとはしませんから、やはりワンちゃんそれぞれに違うのでしょうね。
オイラも泳ぐことは泳ぎますが、自分から足のつかない海へなんか絶対入ろうともしないし近寄ろうともしません。
ましてやこんな寒い時期には絶対無理です。

突堤の先ではおじさんが釣りをしていました。

近づいて見させて頂くとメバルを落し込みで数匹釣っていました。
あと得体の知らないものも釣っていました。
海は広いから知らない物も沢山居そうですね。
海も温暖化の影響で猛毒な奴が日本近海でも出現して来ているので注意が必要ですね。

穏やかな海もそろそろ冬支度ですかね。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ha-chansan さんへ ()
2012-12-04 19:11:56
ドッグフードの海だと即頭から飛び込んで行くと思います。

クマちゃんも勘ちゃんもお家犬だから仕方ないですね。
犬かきと言うくらいだから犬なら誰でもと思いがちですが、
そうは問屋がおろさないですね。

このワンちゃんはボールを取ってくる事に使命を感じているんでしょうね。
それにしても感心しますね。
オイラならお前が行けと言いますワン。
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Unknown (ha-chansan)
2012-12-04 14:43:12
確かに人もそれぞれ犬もそれぞれですね。
燦クンも寒い海や足のつかない海は無理なんですね。
どこでも泳ぐんだと思ってた。
我が家はクマも勘九郎も水と風はダメです。
散歩から帰って足を洗うのも、水を嫌って大変なくらいですから。
はなはどうなんだろうな?
まだ試してないけど、お風呂は好きみたいなので、結構水は大丈夫かもしれません。
それにしても、この寒空に海に突っ込むなんて、犬にしてもすごいなぁ。
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polo181 さんへ ()
2012-12-01 17:26:24
現役復帰おめでとうございます。
これでまた鳥撮りが復活できますね。
良かったです。

水泳が得意となるきっかけにも色々有るものなのですね。
小さい頃に学校での水泳授業みたいのは無かったのですか?時代が違うから分からないですけどね。

ここには大きな川や大きな山はありませんが、それなりに普通のものが揃っているのがいいですね。
有難い事だと感謝しています。
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ぶちょうほう さんへ ()
2012-12-01 17:18:29
土佐っぽだから酒が皆飲めるとは限らないし、阿波っ子だから皆阿波踊りが出来るとは限らないし、チベットで住んでいるから皆山が好きとは限らないのと同じですね。
犬もそれぞれだという事を認識していないと決め付けてはいけませんね。

直接海へ行くだけだとママチャリで10分位です。
歩いてだけでも十分に行ける距離です。
海では何処かで人の気配や動物達の気配が感じられるものです。

ワンちゃんはご主人様に服従するものですから不平不満は言わないんでしょうね。
嫌と言えば殺すか殺されるかの動物の世界の掟ですからね。
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燦さん、こんにちは (polo181)
2012-12-01 11:15:21
大変ご無沙汰しました。現役復帰です。
のどかな海辺の様子が手に取るように分かりました。
ちょっとしたきっかけで、泳ぎが好きな犬とそうでないのに
別れてしまいます。
私が泳ぎを覚えたきっかけは、戦時中に大きな防火用水に
誤って落ちたことでした。
いわゆる、犬かきで命を落とさずすんだのですが、それを契機に水泳が得意となりました。

里山があり、畑があり、海がある。良い暮らしですねぇ。
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犬にもそれぞれのワン格 (ぶちょうほう)
2012-11-29 22:43:02
燦様 こんにちは
犬にもそれぞれ犬の特徴というか、「犬格」があるのですね。
これは当然といえば当然のことなのでしょうね。

そんなことに気づかずに、犬は水を怖がらないものだと勝手に決めて掛かって、水に入ろうとしなかった我が愛犬を無理に水に抛り込んだことがありました。
しかし、これはとても酷い虐待行為だったのですね。
愛犬があの世に行ってしまってからもう11年も経っていますが、この記事を読んで、今更ながら、可哀想なことをしたもんだと反省して居ます。

自転車を漕いで、小一時間で水際に着きますか。
それなら海岸に出かけようという気も起きますね。
そして行ってみれば、それだけの収穫があるものです。
今回はリードレスおじさんの訓練シーンでしたが、このお方は自分は水に入らないのですね。
犬はそういうことに不平不満は持たないのでしょうか。
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