里山・燦のものがたり

瀬戸内海の里山で生息する里山犬・燦(ダルメシアン)の活動
ものがたりです

海岸散歩

2014年08月20日 | 
雨や曇りが多い今年の夏ですが、蒸し暑い時にはマリンシューズに履き替えて海を歩く。
って言うのがええなぁーー
って事で近場の女郎島へ行ってみた。

駐車場のある田ノ浦海岸では家族連れや若いカップルで賑わっていました。
田舎の海岸ですからお盆の日曜日でもこんなものです。


女郎島へはここから更に東へ海岸線を進みます。
が、しかし途中山が海へ崩れている個所や岩場が多いルートです。

そしてこの岩場を越すと何という事でしょう。

岩の少ない石ころの浜が島の所まで長く続いているではありませんか。

島の所から西側を見ると、

ここからは田ノ浦海岸は見えません。
そしてさらに東側を見ると、

良い海岸線が左右に拡がっています。
しかしここまでのルートは足場も悪いし危険でもありますから、
一般ピーポーはあまり来ないのです。
ということでオイラのプライベートビーチと決めております。

島までは海岸線から数メートルですから潮が引いておれば歩いて渡れます。
島の近場で潜ればサザエちゃんともご対面が出来ます。
流木を挟んでちょっと瀬戸内芸術祭です。

山側にはツワブキが群生しております。

そんな岩場にも花を付けている植物が生えています。

近くで見るとピンクの可憐な花です。


そして海岸沿いでもよく見かけられるトベラですが、実を付けているのは初めて見ました。


帰りは、折角のマリンシューズなので波打ち際の海の中を歩いて行きました。(表題写真)
海水温は26℃位なのでそんなには冷たくありませんが、
それでも外気温に比べたら心地よいです。

水の中の石は宝石に見えます。

水から外に出して乾くと何でもない石に変わるのが不思議です。

帰り際、道路沿いの湿田に白くて小さい花がぽつぽつと咲いてる所が有りました。
地味ですが全体的には見事な群生でしたので車を止めて観察しました。

オモダカという植物だと思います。

その隣の場所には、これまた見事なガマの穂の群生です。
数本生えてるのは見かけますが、この様な群生はあまりみたことが有りません。

海岸に近い湿田では、あまり見かけない植物に遭遇するものですね。

夏休みの宿題が出来た様な気がしました。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自然がそのまま残っている海辺散策路。 (ととろ)
2014-08-21 05:44:53
燐サマ、お早うございます。最初の画像、面白い着眼に
”おぅ”と声が。水の中の小石が宝石に見える、乾くとなんでもない石に変わる、表現がいいなあ。感じ解ります。

女郎島小さな可愛い島、なんでこういう名前がついたのでしょう。塩が引いていれば渡れるでしょうが、満ちてきたら大変!気を付けて。サザエいいですねえ。
蒲の穂の群生、ワレモコウみたい。海辺の可愛い花達も、潮風と岩の中頑張って咲いていて。
 まさに燐サマのプライベート・ビーチですね。

広島の土石流みたいな豪雨による災害の痛ましさ、
雨量の凄さと山際まで開拓しての建築は、怖いです。
 長いコメントになって、すみません。

返信する
こんにちは (多摩NTの住人)
2014-08-21 08:48:34
こういうプライベートビーチがあるのは羨ましいです。
子供の頃は湘南海岸でよく遊んだものでしたが、今は多摩で海がありません。
また童心に返ってみたいものです。
返信する
ととろ さんへ ()
2014-08-21 20:20:50
足からずです。
暑い時は水辺での遊びがいいですね。
でも水難事故には気を付けないといけないですね。
女郎島は悲恋物語から来ているようです。
里海だからこそ勝手にプライベートビーチやらさせて頂いております。
最近は雨、風、雪共々節度というものが無くなりましたね。
これから北九州方面も雨とか言っていますが大丈夫でしょうか?
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多摩NTの住人 さんへ ()
2014-08-21 20:25:31
勝手にシンドバットで冒険させて頂いております。
多摩から湘南まではちと遠いですね。
歳を食っても、何かを見つけては子供の目線で子供の遊びをする様に心掛けたいですね。
これからは、キリギリス釣りなんかも面白いかもです。
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いいですねぇ (Jitta)
2014-09-12 10:01:53
海辺ののどかな風景や植物にいやされます。
ガマの穂、ちょ~懐かしい!
友達と一緒に調子にのってゴリゴリしごいて
空高く風に舞い上がっていくのを眺めていた思い出が蘇ります。
後で近所の人に「洗濯物についちゃった!」と怒られましたが。

海、特に静かな入り江なんてあこがれますね。うらまやし!
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Jitta さんへ ()
2014-09-12 19:34:54
昔はガマの穂は結構どこでも有ったような気がしますが、最近では勿論街中でお目にかかることは無いですね。
「空高く風に舞い上がっていくのを眺めていた」
やはり今とは違う時間の流れと言うものが有りましたね。

里山は、前は海、裏、山ですし。(笑)
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