にゃんこのヨガ的生き方

毎日をゆったり、元気に機嫌よく暮らす

与論島

2018-07-08 16:12:55 | 
3泊4日で与論島に行ってきました。沖縄が返還されるまでは与論島が日本最南端だったそうです。『昔、若者がナンパしに行ったところ』なんて言われましたが。いやいや、そんな浮ついたところではありませんでした。

与論島には那覇または鹿児島経由で入るのですが、与論に向かう飛行機はバスかと思うような小さなプロペラ機。フォークリフトで運ばれた荷物は、倉庫で使うような2mほどのコンベアで流れていました。

これまで色んな島に行きましたが、与論島の海の美らさよ。







ちょうど台風が発生してしまい、シュノーケリングできたのは初日のみ。後は島内観光でしたが、島の人との出会いがありました。

貝細工のかざはなさん。お店を見に行き、帰り際道を尋ねた私に『台風でどうせ買い出しに行くから、海を見ながらホテルまで送ってあげる』とシーマンズビーチに連れて行ってくれました。

このビーチ、これまで見たどの島のビーチよりも美しい。リーフがずっと沖まで続いています。海の美しさに感銘を受けた私は、ここでこの海を見ています、とかざはなさんに伝えました。

ビーチには別に、海を見ている女性がいました。かざはなさんがこの女性に、『このお客さんをお願い』と頼んでくれたようなのです。その女性は4月から与論島に移住してきた小学校の先生でした。私は彼女と浜辺を歩きながら、海を見ながら、色んな話しをしました。そして彼女は島のあちこちを案内してくれて、ホテルまで送ってくれたのです。

他にも心に残る多くの風景。ホテルのビーチにいる、のらねこの兄弟たち。美しい夕焼け。ホテルの親切なスタッフ。

海を眺めることはできても、泳ぐことができず、自分がどんなに泳ぐのが好きなのか、今回つくづく思い知りました。しかし考えてみれば台風が来なかったら、かざはなさんが私を送ってくれることもなかったかもしれませんし、先生に会うこともなかったでしょう。

今回、シュノーケリングができなかったという意味では残念でしたが、とても印象深い旅となりました。

『この島はちょうどいい大きさなんです。大きすぎず、小さすぎない。島の人は皆、お互いを知っているんです』
お別れのときの『行ってらっしゃい』

この旅で出会った方々。ありがとうございました。
私は今すぐにでも与論に帰りたい。10月にもう一度行きたいと思っています。





コメント
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