サードウェイ(第三の道) ~白井信雄のサスティナブル・スタイル

地域の足もとから、持続可能な自立共生社会を目指して

仕事納め ~阪大環境工学同窓生を訪ねまわる

2008年12月27日 | 雑感
写真:仕事納めの日にみた富士山


滋賀県立大学の近藤隆二郎先生へのヒアリングのため、彦根駅を降りた。彦根城は、子供のころに、近所同士での旅行だったか、来た思い出がある。天守閣の中は、急な階段で登りにくい。攻められたときに登りにくくするためだという説明を受けたような気がする(たぶん)。

最近では、「ひこにゃん」というキャラクターが有名になっている。侍のかぶとをかぶった白い猫が漫画チックにデザインされている。駅前には、FM局の公開スタジオがあり、「ひこにゃん」のキャラクターも売っていた。親しみやすいデザインで、人気があるらしい。

「ひこにゃん」の携帯ストラップを買い、ぶらぶらしていると、待ち合わせをしていた近畿地方環境事務所の課長補佐と出会った。タクシーで同乗し、近藤先生の研究室に向かう。車中、彦根城のお堀の立派さに感心する。天守閣は小さいが、やけに城内が広いように思えた。

滋賀県立大学は、琵琶湖畔に立地し、広々としたキャンパス。建物のデザインも曲線の通路等が組み込まれて、面白い。

近藤先生は、大学の研究室が同じで、実は前から話しをしてみたいと思っていた。思っていた通りの快人物(怪人物?)。四国のお遍路のミニチュアが、近畿の里山等には多く整備されていて、それが彼の研究テーマの1つだ。NPOも主宰していて、実践的かつ活動的だ。

自然と歴史という観点からの近畿地域の課題と施策のあり方についてのヒアリングだったが、話しは脱線。学生のコミュニケーション力、コミュニティバスの利用促進等にも話しは及んだ。面白かった。

近藤先生も、巡礼の話しがうけるとは思っていなかったらしく、うれしかったのか、その夜に参考文献を送ってくれた。巡礼のミニチュアは、ハワイにも写されていてるとのこと。その意義が薄れてきた今、グローバル・スピリチャル・センターとして再整備される場所もあるという。

彦根から大阪に移動し、翌日は、大阪産業大学の花嶋温子先生にヒアリング。近畿圏におけるフェニックス、ごみの収集後の移動距離(循環マイレージ)、リペアをテーマにした地域協議会の話など、話題を盛り上げてくれた。腐れ縁の同窓生は、しっかりと元気なごみのおばちゃんになっている。

これで、仕事納め。来年は、研究論文の方でも成果をあげていきたい。
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