とちぎの「おいしい」

とちぎの食を紹介します。とちぎの食産物や伝統食などアレンジも加えて自由な感覚で紹介していきます。

とちぎの「おいしい」 第166話  ヤツガシラのざらめ煮

2015-03-18 13:02:09 | 今夜のおかず

ヤツガシラの旬には何度も食べておきたい煮つけです。カタカナで書くと同名の鳥がいます(余談ですが)。

八頭は里芋科でいわゆる親芋です。お正月前によく出回りますが、三月だとすれすれ季節の最後の芋です。じきに芽が出るころですから。早いところではもう芽が出ていることでしょう。

皮をむいて、ひとくち大に切り、水としょうゆとザラメを適宜入れただけの煮つけです。今回その他は何も入れませんでした。山椒の葉など冷凍しておくとてっぺんの飾りにいいかもしれません。添え物としてゆず皮やレモンの皮など、旬の季節に冷凍しておくといいですよね。見た目にいい感じです。

ザラメは仕上げの弱火で2~3分煮詰めると、とろっと粘り気がでますので、冷めても箸休めにいいです。


とちぎの「おいしい」 第165話  鹿沼・金山農園のアスパラガスの炒め物

2015-03-16 12:44:28 | 栃木のすぐれ物

春先取りといったアスパラガス。炒めものにいいですね。

今回使ったのは鹿沼市・金山農園のアスパラガス。柔らかく、ハカマを軽く包丁の柄でそぐだけで、あとは斜め切り。

しめじや鶏肉、豚肉などと炒め合わせてよく合います。今回は薄切りの豚肉、大根の厚めのいちょう切りと合わせてみました。

仕上げにブロッコリーの芽などかけて春らしく。

まずは大根をよく炒め、油になじんできたところで豚肉を合わせ炒めます。ここで鶏ガラスープをちょっとかけ回し、蒸気とともにアスパラガスとシメジを入れてさっと炒めて終わりです。

さっと塩コショウし、薄口しょうゆのジェルなどかけていただくとおいしいですね。


とちぎの「おいしい」 第164話  焼きナスのカレー「春呼カレー」

2015-03-10 14:35:54 | 栃木の特産

ナスやじゃがいも、玉ねぎなど地元の野菜を使用しています。ふつうにカレーを作るのと変わりありませんが、ナスはルーを入れて最後にそっと馴染ませる要領で。

玉ねぎはスライスし、はじめにしんなりするまで炒めておきます。

ポイントはリンゴ半分(3~4人分に対して)をやや小さめに切り、他の具を炒める段階から投入。ナスは金串で2~3分直火で全体をあぶるように焼いてから冷水の中で皮をむいておきます。ナスのおしりに切れ目を入れると手できれいにタテ半分に割れます。

市販のルーにケチャップ1サジとメープルシロップをほんの少し入れるとフレーバーな香りのカレーのできあがりです。

春を呼ぶカレーという意味で私は「春呼(ハルコ)カレー」と命名しています。コートなど要らない暖かい春が早めに来ますように。


とちぎの「おいしい」 第163話  生きくらげの天ぷら

2015-03-07 11:13:50 | 郷土料理・お手軽料理

きょうは早春らしい天ぷらを。

菜の花と春先葱、生きくらげの天ぷらを作ってみました。

冷蔵庫にたまたまあったハムなども天ぷらにするのが私流。

生きくらげとの出会いはめったにないので、見かけるとつい買ってしまいます。

衣は小麦粉をさっと水で8割程度溶いただけのあっさり天ぷらです。きくらげは鉄分が豊富でゼラチン質や膠質がお肌にいいとか!

実際に生えているところを見ると、きくらげ=「木耳」に納得です。

 


とちぎの「おいしい」 第162話  うずら卵のパン

2015-03-06 16:54:05 | とちぎ DE おやつ

うずらの卵を使ったロールパン。うずらといえば栃木県内で唯一、うずらの卵を生産している真岡の「海老原うずら」。栄養価も高く、アレルギーのある方によいという記事を見たことがあります。

作り方はふつうのパンを作る要領で、鶏卵1個に対してうずら卵4~5個。

焼く前に、表面にうずらの溶き卵を塗っています。(黄身、卵白も混ぜています)