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とちぎの「おいしい」

とちぎの食を紹介します。とちぎの食産物や伝統食などアレンジも加えて自由な感覚で紹介していきます。

とちぎの「おいしい」 第170話  きゃらぶき

2016-05-31 16:20:46 | とちぎの何気ない郷土料理

きょうはご近所さんからいただいた「きゃらぶき」がとてもおいしかったので紹介します。

きゃらぶきは伽羅蕗とも書いて全国で食べられていると思いますが、今回いただいたきゃらぶきは、尾瀬の近くまでご近所さんが出かけて行って自ら採られたもの。梅雨の季節を過ぎると蕗も固くなってしまうそうです。

醤油、砂糖、みりん、酒で煮たものです。蕗はアク抜きに時間がかかりますが、なつかしい味が食卓にあると幸せを感じます。アク抜き後は水をいったん捨てて調味料だけで煮ていきますから冷蔵庫から食べる分だけ出していくと案外長く持ちます。一か月程度は大丈夫なのではないでしょうか。

これをさらに刻んでおむすびの混ぜ具としていただくと、またちがったおいしさを堪能できます。

 


とちぎの「おいしい」 第161話 『希望(のぞみ)』の「小鉢いろいろ」

2014-08-07 11:54:56 | とちぎの何気ない郷土料理

きょうは私のお気に入りのお店をご紹介します。正式名称は「おふくろの味 希望(のぞみ)」。宇都宮市白沢街道沿いにあります。宮環から北に信号を2つ越えたあたりです。私のおすすめは人気メニュ-「小鉢いろいろ」。

野菜がメインの定食です。写真以外にすいとん汁、コーヒーも付いてなんと500円。予約が必要なほど知る人ぞ知る人気のある家庭的な食事処です。運がよければオリジナル「おにぎりパン」も出されます。これは黒ササゲが入ったもちもちのパン。この店を賄うのは阿南澄子さん。今のところ木曜日が定休日。阿南さんは自分の畑でインカルージュなどの珍しいじゃがいもをはじめ、いろいろな根野菜を作ってお店に出しています。野菜料理づくしをいただいて、からだのサビを出して元気をとりもどしましょう。

つい「ただいま」と言ってしまいそうな雰囲気のお店です。

 


とちぎの「おいしい」 第51話  くず湯

2013-01-24 14:21:16 | とちぎの何気ない郷土料理
昨夜はちょっと疲れがでたのか、食欲がありませんでした。
そんな寒い夜にぴったりなのが「くず湯」です。

1杯分の材料
くず粉 10g
砂糖 少々(お好みで)
熱湯 100cc

作り方
器をよく温めておきます。
そこに10gのくず粉を入れ、ぬるま湯を大サジ3杯分くらいを入れてよく溶かします。
くず粉が溶けたら砂糖を入れて今度は沸騰した残りのお湯を入れて出来上がりです。

私はいつもくず湯をいただく際には、おかきなど、お煎餅の余ったのを砕いて入れます。
すると、なんということでしょう(ビフォーアフター風)また違った新しいお味で冬の夜に温まることができますわ。
朝食としても、10時の一息時間にもいいですね。今回使っているのは奈良県産の100%くず粉です。
片栗粉でも作る似たような「かたくり湯」というのがあって、子どもの頃は片栗粉に砂糖と黄卵を溶いて飲んでいました。