ながれやま栞 お話グループ森 ゆかいな仲間たち

えほん大すき、子ども大すき、
そして何よりおはなしが大すきな仲間デス!

夏休みおはなし会スペシャル

2010-08-29 21:23:50 | おはなし会スペシャル

8月28日 土曜日 森の図書館視聴覚室で、おはなし会スペシャルを開きました。

猛暑のせいか、はたまた夏休みの宿題の追い込みのせいか、出足はチラホラ 

でも、開始時間の3時を過ぎてもお客様は次々お見えになり、気がつけば

子ども80名大人50名もの方々に来ていただきました。

 

おはなし会のオープニングは、手足の長いたぬきが、まん丸おなかをくねらせて踊る  「やすべえたぬき」

エプロンシアター「ぞうのはなはなぜながい」

         

 昔はぞうのはなは短かったそうです。ところがある時、子ぞうのはながワニにかまれてしまい、逃げるために、おもいきりひっぱりました。逃げることはできたけれど、はなが、なが~くなってしまいましたとさ。

スクリーンに大きく映り、みんなを驚かせたのは絵本

「はらぺこへびくん」「うみべのハリー」でした。

「はらぺこへびくん」は、おさんぽしていたへびくんが、バナナやパイナップルを食べるおはなし。食べたあとのへびくんのからだにはみんなビックリ!
15センチ四方の本が拡大されて迫力十分なうえに、ピアノも効果的で、「わぁ~」と歓声がきかれました。

「うみべのハリー」は、長くよみ継がれている本のひとつ。
小さい子には、ちょっぴり長めかと心配されましたが、なんのその。暗い部屋でも映像に集中し、物語を楽しんでくれました。

素話「あずきとぎのおばけ」

スペシャルでは、普段のおはなし会ではなかなか見られない素話(すばなし)も入れました。舞台にはおはなしをする語り手がひとり。
聞き手は、それぞれの想像をふくらませ、たったひとつの絵を描きます。子どもたち、そして大人たちはどんなおばけを見たのでしょうか?

ブラックパネルシアター「おばけなんてないさ」

おはなし会で、パネルシアターをみることはよくあるかと思います。今回はブラック。
暗い部屋で、黒い布に貼った絵は、ライトをあびて美しく光ります。
歌とピアノに合わせて、繰り出されるおばけは、怖いというよりかわいいおばけたちでした。歌を知っている子どもたちが、自然に歌いだしてくれて、とてもうれしかったです。

そして最後は、工作「かわりおばけ」

折った画用紙におばけの絵を描き、広げることで顔や体がかわってしまう。簡単で楽しい工作に、子どもたちもワイワイガヤガヤ、あるいは真剣に、描いていました。
できた作品をいち早く披露してくれる子もいて、夏の思い出になったかも。

そうそうスペシャルのてあそびもありました。

「ミツヤサイダー」は、その存在をご存知の大人の方に好評で、
「くいしんぼうのおばけ」は、なぞなぞになっていて小学生はあちらこちらで、手をあげてくれました。

 

スペシャルのプログラムは1時間。出し物を考え、絵本をプロジェクターに取り込み、何度も練習し、会場の設営を計画、必要なものを用意、時間を計り、

リハーサルを2回。回を重ねても、そのたびに準備は大変です。

でも今回もたくさんの方に、楽しんでいただけました。にっこり笑顔に励まされて、また明日、いや、今日から おはなし道をまい進しましょう


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