春到来! な一日だったのに、県内の高速道で大きな事故が。何度も車で通りかかったことのある場所だけに胸が痛みます。
そんな日に、なのですがヒロシマの話題をちょっと。
濱井信三『原爆市長』(非売品、喜勝印刷株式会社)
(※ 私が手に取ったのがたまたま平成18年復刻のこの判でしたが、その後2011年にも新書で再販している模様。あいにく、そちらも絶版ではないかと思われますが)
この作者、濱井信三(浜井信三 wiki)は戦後の混乱期に四期(一期、他者を挟んで)の長きにわたって広島市長を勤め上げた人物です。自身被爆しつつも、家族より業務を優先して市の立て直しに奔走し、その後周囲に押されて初の公選市長になりました。これはその方の自叙伝です。
他者が客観的に執筆したものではないので、もしかすると偏りがあるのかもしれませんが、それでも耳にしたことのある事業、公共施設が「あれもこれも」と作られていくのには目をみはります。
その中にはもちろん原爆資料館、平和公園も含まれるのですが、今震災遺構をどうするかという議論の中で、例として引かれる原爆ドーム。これが戦後しばらく放置されていたのは「残すにも壊すにもお金がなかった」というのに、思わず頷かされました。
NHKドキュメンタリー
NEXT 未来のために▽科学者65歳研究室を出る 広島原爆 残された謎を追って
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3356/2075044/index.html
番宣を見て気になって、録画して観ました。
かいつまんで言うと、被爆者のガン発生率等が爆心地からの距離に正確に比例するのではなく、ある距離から一定の数値に近付くのは、放射線を含んだ粉塵を吸入したことが理由ではないか? という統計からの分析を導き出した科学者の話でした。中で入市被爆、内部被曝というキーワードが出てきますが、詳細は今後のさらなる調査、研究を待つ……といったところでしょうか。
そんな日に、なのですがヒロシマの話題をちょっと。
濱井信三『原爆市長』(非売品、喜勝印刷株式会社)
(※ 私が手に取ったのがたまたま平成18年復刻のこの判でしたが、その後2011年にも新書で再販している模様。あいにく、そちらも絶版ではないかと思われますが)
この作者、濱井信三(浜井信三 wiki)は戦後の混乱期に四期(一期、他者を挟んで)の長きにわたって広島市長を勤め上げた人物です。自身被爆しつつも、家族より業務を優先して市の立て直しに奔走し、その後周囲に押されて初の公選市長になりました。これはその方の自叙伝です。
他者が客観的に執筆したものではないので、もしかすると偏りがあるのかもしれませんが、それでも耳にしたことのある事業、公共施設が「あれもこれも」と作られていくのには目をみはります。
その中にはもちろん原爆資料館、平和公園も含まれるのですが、今震災遺構をどうするかという議論の中で、例として引かれる原爆ドーム。これが戦後しばらく放置されていたのは「残すにも壊すにもお金がなかった」というのに、思わず頷かされました。
NHKドキュメンタリー
NEXT 未来のために▽科学者65歳研究室を出る 広島原爆 残された謎を追って
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3356/2075044/index.html
番宣を見て気になって、録画して観ました。
かいつまんで言うと、被爆者のガン発生率等が爆心地からの距離に正確に比例するのではなく、ある距離から一定の数値に近付くのは、放射線を含んだ粉塵を吸入したことが理由ではないか? という統計からの分析を導き出した科学者の話でした。中で入市被爆、内部被曝というキーワードが出てきますが、詳細は今後のさらなる調査、研究を待つ……といったところでしょうか。
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