潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

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乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)

2014-11-25 19:40:00 | コミック
 右手中指の先を、スライサーにて負傷(´・ω・`)。うーん、ブルーだ。

 大西巷一『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』1~3(アクションコミックス)を読みました。先日やって来たAma便です。
 ネットで「フス戦争題材」と「女の子カワイイ」で惹かれて買ったのですが、珍しい時代背景だけあって、やっぱり取っつきにくい素材でしたね>フス戦争。

 最近読んだり買ったりしてる『王妃マルゴ』や『イシュタルの娘』と比べると、娯楽的要素が少なめな印象です。中世東欧の宗教的事件を扱ったコミックとしては、とても興味深い作品ですが、例に挙げた二つの(大御所の)少女漫画と比較すると、わくわくドキドキ感はないかな~と。もう少しヒロイン、シャールカの内面を突っ込んでストーリーと絡めたら、さらに魅力が増してくるようにも思います。いや、シャールカはこれはこれで可愛いんですけど。
 それにしても青年誌でこの題材を連載出来るって、凄いことなんですかね? それとも、そちらの方が敷居が低いんでしょうか>歴史物、特にマイナー素材。っつか、3巻の巻末で宣伝してある『ホークウッド』(英仏百年戦争ネタらしい)も凄く気になるんですけど。こんなネタこそ、『フラワーズ』や今は買ってませんが『Nemuki+』でやって欲しかったなあ。

 そしてちょこっと気になること。時代と史実に基づくとはいえ、性○罪ネタが頻出……幼女の露出も多いし、なんたらコードなんてものが気になったりします。このあたりの折り合いって、難しいですよね。
 バルバラ皇后のキャラはそんな中癒やされました♪

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