(昨日の続き)とまあこんな感じで読み続けて、気づいたこと思ったこと云々。
○ エウジェニデスは相変わらず従者たちとあまりうまくいってない様子。以前の悪戯三昧とはうって変わって、腫れ物に触るがごとく状態ではあるが。王たるゆえの孤独を感じさせる。なんだかんだでソフォスに甘いのはそういうことかも。
○ ホームシックからか、エウジェニデスは自室をかつて暮らしていたエディスの図書室のように改造している。
○ ソフォスは昔エウジェニデスと旅をしたときの影響で、彼を非常に尊敬し信頼している。しかしたくましくはなったものの、お坊ちゃん育ちの人の良さは変わらなくて、窮地に立たされたとき「奴隷生活に戻りたい」と嘆いたりしている。ちなみにおじソウニス王が婚約したとき「これで仮の跡継ぎの座から逃れられる」とひそかに喜んでいた。
○ アトリア女王はなにげに軍事オタ。まあ、それが仕事なので問題はないけれど……。
○ エディス女王は(予知)夢を見ている。エディス国のあるSacred Mountainが噴火して国を舐めつくしてしまう。そのため山のふもとへ全国民を避難させる必要がある。ソフォスとの結婚もエウジェニデス(アトリア国)への忠誠もそれが理由。ただしこのこと、特に後者についてエディスの民は女王でなく、怒りの矛先はエウジェニデスに向けている。
○ ソフォスがおじソウニス王の跡継ぎであったのは、父親が庶出子(ソウニス王の異母兄弟)であったせい。この世界では庶出子には相続権はない様子。なおソウニス王には実の兄がいたが暗殺されたようだ。
○ ソフォスの現在の年齢は? 1巻でエウジェニデスが自分より年下と言っているので18,9歳か?(エウジェニデスの年齢の推定についてはここに詳しい)。エディス女王より6,7歳若いと思われる。
○ ソフォスがエディス女王のことを「the dayのように美しくthe Sun in the skyのように輝かしい」と言っていてニヤニヤ。もう一つ、アトリア女王の庭で隠れて女王とディーテを見張るエウジェニデスにもニヤニヤ。求婚されているのに書いた詩のことを話しているのだと思い込む鈍い女王はすごすぎるw
……。
これでなんとか三国が一つの方向を向くことになったわけですが、次に来るのはメデア帝国との対決ということでしょうか。エウジェニデスはテレウスの言葉通り、アトリア国以外の国にも君臨することとなったわけです。
そしてエディスの民の避難はいつ始まるんでしょう。女王に引きひられての民族大移動はなぜだか佐藤史生さんの『夢見る惑星』でシリンが担った役割を連想しました。あれは印象的なシーンでした。
どうやらこのシリーズ、あと二冊ほど出版が予定されている模様。その中でいろいろ描かれることが今からとても楽しみです。
ちなみに辞書にない単語を調べていて偶然行き合ったサイト。
Eugenides Wiki
ここのEugenides (Thief of Eddis, King of Attolia)の頁で本編で具体的に触れられていない、彼の推定年齢について書かれてます。その中でthe Eddis short-story, published in The King of Attolia paperbackとThief! short-story printed in Disney Adventures magazineという二編の未邦訳短編があることを知りました。
前者は確かに先日買った『The King of Attolia』の末尾に載ってましたんで、これも読んでみました。次回はその短編とシリーズ全体に思うことなどなどを。
○ エウジェニデスは相変わらず従者たちとあまりうまくいってない様子。以前の悪戯三昧とはうって変わって、腫れ物に触るがごとく状態ではあるが。王たるゆえの孤独を感じさせる。なんだかんだでソフォスに甘いのはそういうことかも。
○ ホームシックからか、エウジェニデスは自室をかつて暮らしていたエディスの図書室のように改造している。
○ ソフォスは昔エウジェニデスと旅をしたときの影響で、彼を非常に尊敬し信頼している。しかしたくましくはなったものの、お坊ちゃん育ちの人の良さは変わらなくて、窮地に立たされたとき「奴隷生活に戻りたい」と嘆いたりしている。ちなみにおじソウニス王が婚約したとき「これで仮の跡継ぎの座から逃れられる」とひそかに喜んでいた。
○ アトリア女王はなにげに軍事オタ。まあ、それが仕事なので問題はないけれど……。
○ エディス女王は(予知)夢を見ている。エディス国のあるSacred Mountainが噴火して国を舐めつくしてしまう。そのため山のふもとへ全国民を避難させる必要がある。ソフォスとの結婚もエウジェニデス(アトリア国)への忠誠もそれが理由。ただしこのこと、特に後者についてエディスの民は女王でなく、怒りの矛先はエウジェニデスに向けている。
○ ソフォスがおじソウニス王の跡継ぎであったのは、父親が庶出子(ソウニス王の異母兄弟)であったせい。この世界では庶出子には相続権はない様子。なおソウニス王には実の兄がいたが暗殺されたようだ。
○ ソフォスの現在の年齢は? 1巻でエウジェニデスが自分より年下と言っているので18,9歳か?(エウジェニデスの年齢の推定についてはここに詳しい)。エディス女王より6,7歳若いと思われる。
○ ソフォスがエディス女王のことを「the dayのように美しくthe Sun in the skyのように輝かしい」と言っていてニヤニヤ。もう一つ、アトリア女王の庭で隠れて女王とディーテを見張るエウジェニデスにもニヤニヤ。求婚されているのに書いた詩のことを話しているのだと思い込む鈍い女王はすごすぎるw
……。
これでなんとか三国が一つの方向を向くことになったわけですが、次に来るのはメデア帝国との対決ということでしょうか。エウジェニデスはテレウスの言葉通り、アトリア国以外の国にも君臨することとなったわけです。
そしてエディスの民の避難はいつ始まるんでしょう。女王に引きひられての民族大移動はなぜだか佐藤史生さんの『夢見る惑星』でシリンが担った役割を連想しました。あれは印象的なシーンでした。
どうやらこのシリーズ、あと二冊ほど出版が予定されている模様。その中でいろいろ描かれることが今からとても楽しみです。
ちなみに辞書にない単語を調べていて偶然行き合ったサイト。
Eugenides Wiki
ここのEugenides (Thief of Eddis, King of Attolia)の頁で本編で具体的に触れられていない、彼の推定年齢について書かれてます。その中でthe Eddis short-story, published in The King of Attolia paperbackとThief! short-story printed in Disney Adventures magazineという二編の未邦訳短編があることを知りました。
前者は確かに先日買った『The King of Attolia』の末尾に載ってましたんで、これも読んでみました。次回はその短編とシリーズ全体に思うことなどなどを。
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