磯谷先生デビューの巻2

トーナメントとリーグがスタートして
3局くらい終わると

途中で優勝の見込みがなくなった子らが
「〇子とか、ありえないでしょ」と訴えに来る

15級と9級の場合、置き石は6子
12級と5級の場合は7子
確かにきつい

しかしこれは囲碁のルールとして仕方ないことなのだ
敗けたくないなら勝つしかない

それでも気持ちがわかるので
「ほんとだね、〇〇ちゃん相手に〇子はきついかもね」とか
「そっか、でも頑張ったじゃん」などと言って励ます

事実、結構接戦だったりする
でも負けは負け
勝ちたい子ども達の気持ちはすごくわかる
わかるけど、仕方ない・・・

囲碁って本当に心が鍛えられるよな～・・・


さて、級位者の方は決勝戦
敗者復活で勝ちあがってきたKくんとTくん

二人とも外見はおだやかで、おとなしい感じだが
とても素直で、いつもにこにこ、たくさん話してくれる　

対局が終わったようだ。

「Kくんが勝ちました」とTくん
すごく残念そうな顔している
自分から言いに来てえらいね

敗者復活で上がって、優勝したKくん
にこにこして一言
「1回戦で敗ける方が得なんじゃない？」
うわっ、余裕だね～

でもおめでとう✿
って対局カードを見ると・・・
いつの間にか対局カードが二人とも青(10級から6級)！　(・。・;
ついこないだまで、オレンジ(11級～15級)だったのに・・・

しかもっ！
準優勝のTくんはなんと今日、碁盤と碁石を購入
今まで家になかったってくらいだから、驚き(◎o◎)
そんなんでよくここまで棋力を伸ばしてきたね

家に碁盤と石が来て、これからもっと強くなるね❤
楽しみにしているよ(*^^)


さて有段はどうなってる・・
(つづく)