新百合碁レンジャー 戦いの記録

これは世界戦略を狙うゲームとネット依存の恐怖から世界を守る囲碁戦士たちの壮絶な戦いの記録である。(・・・なんでやねん)

KIDS・トーナメントの発表の前に・・・

2015-05-10 15:26:47 | KIDSの巻
トーナメントの発表の前に・・・


今、KIDSでは子ども達の力を伸ばそうとさまざまな取り組みをしている。
たとえば百ます計算・・
懐かしいという人、昔学校でやったことある人、自分の子が今学校でやっているという人もいるだろろう
その一方、
は、なにそれ?聞いたことあるけどよく知らん・・って人もきっといるはず

百ます計算ってのは
縦横に10個ずつ数字を入れ、その数字を足していく計算。  それだけ
もちろん、引き算や掛け算バージョンもある。
これがすごく数字の反応を早くしてくれる。

囲碁の強い人は数字に強い。
ただ速いだけではもちろんだめなのだ が、できないと話にならない
できるだけたくさん計算しようとすることで集中力を高め、結果、数字に強くなる

囲碁は棋力が上がるにつれ、中盤以降に地の計算をすることが求められる
終局した後も陣地を数えなくてはならないが、これも早くしなければならない
しかし、棋力が上がってから数字の強化をしたって、間に合わないのだ
やるなら「今でしょ!」 右脳がめっちゃ伸びる15歳までに !

キッズではまだ小学生も多いので、とりあえず90問を1分でやることにした


さて、ブログの読者のみなさま
1分でどの程度できるものか、ぜひ試していただきたい
(百ます計算無料で検索するといくらでも出 てきます。タイマーは携帯を使おう)


「スタート!」の合図で一斉に計算する
どの子も鉛筆を走らせることに必死  すごい集中力だ

スコアは個人的にさまざまだが、なかなか良い手ごたえ(*^_^*)
この日は対局始めてから、いつもより静かに打て集中していた

この集中力こそが棋力を上げる
対局中におしゃべりしている子は、やはり棋力の伸び具合が遅い
それは当然といえば当然なのだが・・・
やんちゃ盛りで自己主張したい子ども達にとっては至難の業
最近は黙って集中できる機会が、学校で少ないようだ


続いて10単語の記憶力特訓!
これは簡単。
単語を 10個聞いて、全部終わったあとで覚えている単語を書いてもらうという、シンプルなもの

もともと認知症を調べる検査だったり、患者用のリハビリ材料なのだが
これも右脳の力を伸ばすのによいと言われている

さあ、さあ、みなさま、やってみましょう!
これはパソコンなしで、すぐにできる\(^o^)/
家族の誰かに単語を10個、なんでもいいから言ってもらい、全部終わったら思い出して単語を書いてください

いくつできましたか?
大人は15個言って8個以下なら認知症予備軍だそうで・・・
10個だから6個がボーダーラインですかねえ・・

碁をやっている子は、やっぱりすごかった!(^^)!
ほとんど が8個以上・・・(驚) 
しかも何回かやっているうちに、なんと・・・!
ほとんどが9個以上、 しかもっ、10個全問正解の子も何人も出てきた
すごいっ!
子ども達の能力は大人には計り知れないっ。。

出来ないのは、ただやらないだけ、 できるためには慣れればいいだけ

あ~~ほんとぉぅにっ、うらやましいっす・・・(涙)
(続く)