「好き嫌い」で、受け入れるか入れないかをすると、人間の幅が広がらず成長できない。
学び、学びから自分の糧とするには、嫌いだからというのは、大人気ないことだ。
はい。
よーく分かっています。
私は、
元来の平和主義者。
争わずに巻かれていくタイプ。
誰とも仲良く、が信条のつもり。
ま、そこまで卑屈にならずとも…。（苦笑）
それでも、
一方聞いて沙汰するな とか、
まずは相手を敬う とか、
偉い方々の教えをありがたく守ってきた質であります。
小心者なので嫌われたくないっていう心理も持ち合わせていますし。
だけどね。
歳をとったんだと思うけどね、
イヤな者はイヤなんだ。
キライな人はキライ。
もう、そう思ってもいい歳だよね？
ダメかなぁ。
めんどくさいオバさんかなぁ。
いやいや、誰彼構わず人に「あの人キライ」と吹いてまわるなんて子供っぽいことはさすがにしませんよ。
他人に私の好き嫌いを押し付けるなんてこともしません。
それはイヤ。
吹聴しないけど、私以外の人が好きでも賛同もしない。
私の「限られた場」では表明する。
（苦笑）それ陰口じゃん？！
ああ。
ここまで書いたら、なんかスッキリした。
好きでも嫌いでもいいや。
老人になると、
好き嫌いがはっきり表面化してくると、
母を見ていて思う。
遠慮がなくなる。
長いこと遠慮とか、他人様に気を使って、義理とか人情の世間を渡ってきたから、「もういい」んだろうなぁ。
頑固ジジイは、爺さんだから頑固、ではなくて、
爺さんになったから頑固になったんだと思う。
ああ、
私もそうなるのかなぁ。
何がキライで何が好きなのか。
そんなこといちいち書いていたら、
バッテリーが切れちゃうから、
もういいんだけど…。
先日のいわっつfull公演で、
大勢の仲間といた時に、
私はこんなにたくさんの大好きな人たちの
側に居ることができて幸せだと思った。
長年、私は人生の中でいろんな選択をしてきた。
55年分の繋がり。
全部がずっと繋がっているわけではないし、
最近繋がった人もいるし、
一方的に繋がりたいと思っている人もいる。
仲間なんておこがましい憧れの人もいる。
仲間から学び、仲間をリスペクトしている、私。
私をそのまま受け入れてくれる仲間。
等身大の自分で居られる喜びがあるから、あの場がとても居心地がいいのだ。
こんな人たちが側に居て、幸せな場があるのに、
キライな人に近づいて、わざわざ「イヤな思い」をしなくてもいいかなと。
耳に痛い忠告は、今までたくさんたくさんもらいました。
人として足りないところも、自分の身の丈もしっています。
毎日が幸せばかりじゃないのも先刻承知。
だから、上から目線は要りません。
そうだよねーと共感できる仲間がいればいい、
ということです。
長々と書いたけど、
つまり、
結論は、
年が明けたら56歳になる私は、
自分の心に素直になっていこうと思いました。
さらに素直に、ということですかね。
ちょいブラックな内容ですかね。
たまには、毒吐かないと。
あ、蛇足だけど、
仲間とキライな人のあいだには、
数え切れないくらいの、良い友人がいます。
優しくて尊敬できる方々です。
さらに、蛇足だけど、
キライな人のほとんどは、
有名人とか、ネームバリューのある人です。
その本質を知らない人も入ってます。
それこそ、私が勝手にキライなだけです。
勝手にだけど、キライなんです。
どんだけ、わがままなんだよ自分！（苦笑）
というおハナシでした。
