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TANAKAHAN日々思った事を綴ってみたりして

100年後の観客

2016-09-15 23:24:33 | Weblog
ここ最近、Fritz Lang監督の映画『Metropolis』をよく見返す。約100年前のドイツ映画でありながら、昨今のハリウッド映画やMPVで頻繁に登場する悪魔崇拝的シンボリズムを余すところなく網羅している事に驚かされる。このシンボリズムが意図的な刷り込みであることは分かる人にはハッキリと分かる。さらにそれが1世紀も前からスタイルとして確立していた事は恐るべき事実だ。この映画、イメージを具現化する視覚効果だけは少々古臭いが、登場する俳優陣の演技も舞台装置も古臭さは全く感じられず、俳優陣もスタッフ陣も、100年後の観客を想像していることが見て取れる。そのレベルは、今のクリエーターよりも遥かに高い。逆に言えば、作り出される世界観は100年前から変わらない。ただ違うのは、イメージを具現化する技術が進歩した反面、俳優やスタッフの視野が100年前より遥かに狭くなったということかも。
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かりそめ

2016-09-14 23:01:42 | Weblog
数日前、ヒラリークリントンが911テロの追悼式典で体調不良を訴えるニュースが流れていた。何だかそこばかりがフォーカスされて本題から目を逸らされているようにも感じるのだが、今の米国では何が起きているの?という疑問を感じながら改めてこのニュースを眺めていると、ニュース自体が作られているようにも見えてくる。僕が仕入れた情報と比較すると、今の米国がテレビに映されるような平穏な状態だと思えない。前々から何となく思っているが、何だか仮の姿を見せられている気がして仕方がない。
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キャラを変える

2016-09-13 23:50:10 | Weblog
午前中は組合の会合に参加し、午後は久しぶりに行きつけの美容室に行った。髪が伸び、眼鏡を変えてからは「ジョン・レノンみたい」と会う人から言われていたがそれも今日で終わり。ジョニー・デップと言われるならこのまま維持するけど、ジョン・レノンは別に興味がないからバッサリ切った。髪色もサラリーマンらしく黒髪に戻した。染めた髪を馴染ませる間、店長と別の客との会話が耳に入った。僕と話している時とは違う口調で、会話の内容やノリも相手に合わせて変わるからさすがプロだと思う。僕なんかキャラが独特らしいから上手く合わせてくれてるのかねと思ったけど、僕は様々な話題を人とは違う切り口で語るから興味深いのだとか。無理して合わせてたわけではないようで安心した。人によってはやっぱり合う合わないはあるようで、興味ある相手ならいくらでも合わせられるらしい。もしこれが自分の彼女だったりするとどうなんだろう。他の男との会話をたまたま耳にして、自分との会話では見ないキャラを垣間見ると少しヤキモチ焼いたりして。それで彼女の自分に対する好意が変わるわけでもないのだから考えてもしょうがないけどね。むしろその程度の事で嫉妬する姿に幻滅されるかもしれない。
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物欲を見直す

2016-09-12 23:10:16 | Weblog
今もし誰かから「欲しいモノがあるか?」と問われても思い浮かばない。でも自分に物欲がないのではない。本当は欲しいモノがあるが、それを身に付けても似合わないだろうと思ったり、自分の能力では使いこなせないから欲しがらないように言い聞かせていたのだ。それを手に入れる財力もなければ諦めが付くが、今は安くいいモノが手に入る時代、少し背伸びすれば手が届くモノは多い。それが自分のスキルアップに繋がるならば、物欲を否定する必要はない。もっと伸びのある字が書けるように毛並みの良い筆を買うとか、もっと綺麗な風景が撮れるように高性能レンズを買うとか、もっと運転が上手くなるようにポルシェを買うとか、もっとクリエイティブな仕事が出来るように住まいを変えてみるとか。地震に遭ってからは、生きて行く最低限の物資があればいいと思っていたけど、高い物欲を持つ方が結果として様々なスキルアップに繋がるし、さらには熊本の復興も早まるのかもしれない。
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暗黙の了解

2016-09-11 23:14:15 | Weblog
最近は911テロがメディアに取り上げられる事がなくなった。あれほど大きな事件だったのに。今さら掘り起こされて、米国政府にとって都合の悪い真実が出ては困るからだと思われても仕方がない。今朝目が覚めると腰が少し痛い。昨日重い荷物を運んだためか、一昨日に岩盤浴で利用したマッサージチェアの揉み返しが原因か分からない。いずれにせよ腰にあまり負荷を掛けてはいけないが、こういう運搬作業は2〜3日連続する事が多いので悩ましい。同じ職場の同僚はぎっくり腰をやっていたが、腰は痛みに鈍感な部位で、腰が痛いのはよほど疲労が溜まっていたということ。突然の痛みではなく以前からヤバかったのだ。震災後、近くのトレーニングルームは閉鎖されていて、筋トレを怠っていたのはマズかった。「体幹」とやらを鍛え直すべきかも。
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効用

2016-09-10 23:58:59 | Weblog
最近、市内の岩盤浴でスタンプラリーが行われていて安く入れるので、仕事の後よく行く。昨夜も行って今朝目覚めると結構全身が疲れていた。もともと仕事で疲れていただけなのか、それとも岩盤浴に原因があったのか。ところで岩盤浴の効用とは何なのか?たとえばラジウム温泉は微弱な放射線を浴びるとカラダの細胞が傷付き、そのダメージから回復するための治癒作用が発揮されたり、筋トレしてカラダの細胞が傷付くと、筋肉痛になるが、その後は今までより強固な筋肉に変化するが、それと同じ事が起きているだろうか。
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がんについて

2016-09-09 23:45:38 | Weblog
現代、先進国で最も多い病気は「がん」と言われる。先日購入した告発本『医療殺戮』によれば、ガンは食を原因とする病気だと言われている。しかしその事実をハッキリとメディアは報じない。実際、発がん性物質に警戒するよう言われるが、よく考えれば、発がん性物質に囲まれた生活を送っているように思えてくる。でなきゃ、これほどがん患者が増えるはずもない。がん細胞は実は誰もが持っていて、人間の免疫力によって増減するものらしい。もし医師からがんだと宣告されたとしたら、それはたまたま「見つけられた」だけのこと。だからあまり神経質にならない方がいい。むしろそれがきっかけで落ち込めば免疫力も落ち、かえって良くない。医療利権に踊らされない冷静さを保つ必要がある。
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秘訣、健康の

2016-09-08 23:19:37 | Weblog
自分の健康状態を良好に保つ秘訣は、自分が普段何を摂取しているかと、どのような環境に身を置いているかを客観的に分析する事にある。それを自ら考え分析せず、他力本願になっている人は要注意だと思う。僕と同世代で人間ドックを受診する人が増えた。だけど健康指向の人よりも不健康な日々を実感している人ほど受けている感じ。実はその不健康の原因、他力本願な意識にあると言えなくもない。バリウムや放射線がカラダに良いのか?処方される薬には何が含まれているのか?人間ドックや様々な定期検診が患者開拓を目的としている事や、人体に悪影響を及ぼす可能性を疑ったことはないのだろうか。病院は良心的な医師だけで構成されているわけではなく、様々な利権の温床だ。患者が増えれば増えるほど、医療器具メーカーや製薬会社が繁盛する仕組みになっている。
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模索

2016-09-07 23:22:19 | Weblog
時々頭痛に悩まされる。今日も夕方から頭痛で仕事の効率が上がらなかった。原因と対処法を探るが分からない。だけど薬を頼りにするのは好きじゃない。原因も探らないまま症状を解消することが本当の解決策とは思えないから。優れたアスリートは体の状態に敏感だ。自分の身に起きたことに対し、その原因を探り、解決策や予防策を見出そうとする。具体的には、症状が出る前、何を摂取したか?何が不足しているのか?体温は?カラダに不要なものはちゃんと排出できているか?など、我が身を振り返ることは必要だと思う。
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処世訓

2016-09-06 23:57:26 | Weblog
休みだったので家で筆書きしたり、動画を見て過ごす。僕が幼少期から活躍してた芸人達がチラホラ還暦を迎えている。年齢を感じない明石家さんまさんも引退を仄めかしたりして…素のトークで素人まで巻き込んで場を盛り上げられる芸人。好きな芸人はさんまさんとコロッケさん。どちらも好き嫌いが分かれる芸人だけど、ピンで場を盛り上げられる達人。その根本にあるのは、旺盛な好奇心とサービス精神だと思う。僕には足りない魅力を持つからこそ興味が湧く。最近二人の処世訓を耳にすることが増えた。少しでも自分の人生の糧にしたい。
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考察続き

2016-09-05 23:38:53 | Weblog
ゆっくりと九州を北上した台風の影響は皆無だった。対策に手間を掛けた人も多かったが、被害が出なかったのは幸いだった。映画『メトロポリス』についての考察続き。手塚治虫原作の同名のアニメ作品は、人間と機械の共存をテーマに描いた少し切ない物語だった。今回取り上げる90年前のドイツのSF映画は、昨今のハリウッド映画を彷彿とさせる超大作だが、逆に見れば、昨今の米国の娯楽文化や軍事技術は、第二次大戦前のドイツに原点が見られる。歴史的背景を見ると、当時のドイツを席巻した映画文化や軍事技術を担った多くはユダヤ人だったが、彼らはナチスの迫害から逃れるように米国に亡命した。そしてこの映画の監督もユダヤ人。ナチスの功績を挙げるとすれば、欧州の頭脳集団を「迫害」という形で体良く米国に移住させた事ではないだろうか。というのも、ナチスに資金援助をしていたのは、米国の金融資本が出資するI.G.ファルベンという多国籍企業だったのだから。ナチスの存在理由は、ユダヤ人の排除ではなく大移動だったと僕は見ている。少し脇道に逸れたが、この映画には随所に宗教的表現が登場する。①天使と堕天使(悪魔)それぞれの性格を持つ2人のマリア。②カタコンペでの宗教活動。③「一つ目」の悪夢にうなされる主人公。④バビロン捕囚のシーン。⑤魔女の火あぶりシーンなど。いずれもユダヤの歴史に欠かせない要素だが、監督がユダヤ人だからという一言で片付けて良いものか。映画とユダヤとの関係は深い。
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メトロポリス

2016-09-04 23:58:59 | Weblog
1927年公開のSF映画『メトロポリス』を見た。プレミア公開時の上演は210分だが、諸事情で徹底的にカットされ、辻褄の合わない内容のまま第二次世界大戦へ突入、オリジナルフィルムも世界中に散らばったが、近年、完全版を作る動きが盛り上がり、プレミア公開版に近いリマスター版が2002年に発売された。奇天烈な話を想像しながらリマスター版を見たが、ストーリーや俳優の表現力は見事なもので、90年前のドイツ映画のレベルの高さが伺える。イメージを具現化する技術さえ追いつけば、その世界観は現在に十分通用する。しかし更に驚いたのは、昨今のハリウッド映画やMPVに多用される悪魔主義的シンボリズムが、この映画にも盛り込まれていた事。アンドロイドの着座の背後には逆さペンタグラム。さらにアンドロイド・マリアの誕生シーンも何やら儀式めいた「科学」の名を借りた「黒魔術」。テクノロジーにオカルト的要素を盛り込む手法は、映画の黎明期から確立していたことになる。
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少し前向き

2016-09-03 22:42:39 | Weblog
ゆっくりと忍び寄る台風の影。ようやく始まった建物の修復作業だが、その鉄骨を覆ったシートは台風対策で折り畳まれている。熊本の多くの日本家屋は、前回の台風で軽い瓦が吹き飛ばされ、その教訓で重い瓦に入れ替えたら、地震で被害が増大し、その教訓を生かそうと再び軽い瓦に入れ替えた途端、またまた台風が近づいてくる。何という悪循環。自然災害との知恵比べは終わらない。まあ日本がこれだけ災害の多い土地だったからこそ、日本人の技術力が向上したのかもしれないな、と、ちょっとだけ前向きに思考してみる。
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紐付きの思惑

2016-09-02 23:20:32 | Weblog
夕方辺りからカラダが気だるくなって、帰宅するや否や寝落ちする。寝落ちしながら唐突に思い浮かんだ事がある。「東京という土地に恨みを抱く人間はいるのか?」という疑問だ。大都市であれば多くの人の様々な恨み辛みが詰まっているが、もっと具体的な事だ。昔、イエズス会が日本征服を企んだ時期があるが、徳川幕府の取った鎖国政策でイエズス会は締め出された。その後、イエズス会は姿を変え、バチカンのローマ法王庁として再び(宗教という形態で)世界を一つにまとめようとしているが、彼らの思惑に逆らった徳川幕府が存在した土地を、今でも恨んでいるのではないだろうか。彼らにしてみれば、その雪辱を晴らすべく、東京を我が手中に収めようと躍起になっているかもしれない。今、東京を仕切っている政治家の多くは彼らの紐付きだと思う。彼らはこれから2020年に向けて東京をどう変えていくつもりなのか、非常に気になる所だ。
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ツワモノと遭遇

2016-09-01 23:09:02 | Weblog
残業続きだったので終業後、気分転換に岩盤浴へ行く。平日の夜は露天風呂も岩盤浴も客が少なく、ほぼ貸し切り状態でリラックスできる。露天風呂で読書している入浴客がいたが、本は全く濡れた様子がない。こんな場所にまで本を持ち込むとは、起きている時間のほとんどを読書に費やしているのではないだろうか。いろんな意味でツワモノであった。
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