エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

認知を鍛える(かもしれない)ダウトゲーム

2024-07-09 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話です。今回は、前回(R6.7.8)の続きで、認知機能の向上に効果がある…かもしれないゲームを紹介します。
 前回のブログで紹介したのは、「諺カードで『ビンゴ』」と言う題名でブログに書いたゲームでした。今回は、「ビンゴ」ではなく「ダウト」ゲームです。
 今回のゲームでも、「くもん」さんの諺カードを使います。諺カードの実践自体は、令和6年5月27日のブログを読んでください。
 今回のゲームは、次の様に進めます。

①通常と異なり、諺カードを見せて教師が諺を言っていく。
②正しい諺を言った時は、子供たちは正しい諺を復唱する。
③嘘の諺を言った時は、子供たちは「ダウト」と言う。

 実際には、こんな感じです。

教師「(諺カードを見せながら)石の上にも三年」
子供「石の上にも三年」
教師「(同じく)棚からぼた餅」
子供「棚からぼた餅」
教師「(同じく)地獄でホットケーキ」
子供「ダウト!」
教師「そう、これは『地獄で仏』でした。
   では次。(同じく)善は急げ」
子供「善は急げ」
教師「(同じく)寝耳にミミズ」
子供「ダウト!」
教師「正解。これは『寝耳に水』だよね」

 このゲームも、諺を読ませるだけだと活動が単調になるので、それを防ぐ目的で考えました。前回紹介したビンゴゲームと同じ頃です。
 そして、ビンゴゲームと同じ様に、取り敢えず「話を聞く」事を鍛えるのに、このゲームも役立ちそうだと感じました。
 その後、宮口幸治先生の「コグトレ」関連の本を読み直し、認知機能の5要素(記憶、言語理解、注意、知覚、推論・判断)を鍛える事に、もしかしたら役立つかもと思った訳です。何せ、このゲームは、「事前に正しい諺を覚えている」→「聞いた諺と正しい諺を比較する」→「嘘の諺だと判断したら『ダウト』と言う」と言う流れです。劇的な改善には繋がらないでしょうが、認知機能の向上に少しは役立ちそうです。
 そんな訳で、このダウトゲームも継続実践中です。認知機能に向上が見られないか…これからも注意深く見ていきたいと思っています。 
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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