昨日(R5.7.10)の告知に基づき、今日は月~水曜の学校教育についての話です。
妻も小学校教師をしているので、我が家では現場での色々な話を夫婦でしています。そして、そこで話題になるテーマの1つが、「逃げると追ってくる」です。
何が「追ってくる」のか…それは、「トラブル」です。
トラブルを回避したくて、トラブルから逃げようとする…普通の対応だと思います。私も妻も、そうしてきた事が多々あります。
でも、それでトラブルを回避できた事は、ほとんどと言っていいほどありません。むしろ、逃げようとした結果、よりトラブルが大きくなって、対応するのに何倍も手間のかかる事の方が多いです。
例えば、学級のAくんとBくんがケンカをして、互いに頭をたたき合った。話を聞いて学級内では解決したけど、首から上の部分への暴力沙汰だから、保護者に伝えた方が良いかもしれない。でも、Aくんの保護者は難しい方だから、伝えるのに気をつかうなぁ…と悩んで、双方の保護者に連絡しなかったとします。こういう時、ほとんどの場合、どこからか話がAくんの保護者に伝わって、「先生、どうして連絡してくれなかったんですか!」となります。その後の対応の大変さたるや…考えるだけでゾッとするものがあります。
だから、逃げたくて仕方ない場面であっても、いや、むしろ逃げたい場面だからこそ、逃げてはいけません。逃げれば、トラブルが2倍にも、10倍にもなって追いかけてくるからです。