ラブレア@ロサンゼルス

南カルフォルニア大学(USC)でのMBA生活や家族三人でのロスでの生活の様子をお伝えします。

直観力を養う

2005-09-15 18:40:01 | Weblog
コーポレート・ファイナンス・ポリシーの話題は、連邦破産法 11条(日本で言う民事再生法に近いかな)に関する話題へとシフトしてきた。
ちょうど、デルタ航空が11条適用のニュースがあったりするため、なかなかホットなテーマでもある。

会社を清算するのか存続するのかを決定する要因の一つとして、債権者が清算によって得られるものと、存続した場合に得られる期待値を比較した上で、どうするかが決まることになる。そういったベーシックなところを数字を使いながら示したりしてくれます。11条は1990年に修正されたのだけれども、どうやらそれは、その比較の際に、「存続」の価値をより大きくするようにしたらしい。これはちゃんと調べてないんだけれども、まさにそれが次のグループ課題なのです。


借金が多いと破産の危険性が高くなるんだけれども、現実には11条を適用して「存続」となったとしても、借金の割合が前と変わらず高くなることが多いようだ。その理由としては、「成熟期にある会社は、投資家に対する利益分配に、より重点を置く」ということである。借金がある場合は、いやおうなしに利子返済などで、投資家にリターンするが、株式が多い場合は、配当は経営者の方針次第で少なくもなる。成熟期の会社に対して、投資家は成長よりリターンに重きを置くために、結局は借金が多くなる。というロジックだそうです。

マーケまでの時間に図書館(ロースクールの図書館を使うことが多い)で次の課題に対する整理をしていたら、Junから「24(日本でも放送しているドラマ)のキンバリー(ジャック・バウワーの娘)がいる~」との報告が。ん。そういえば本当の名前は知らないぞ。





最新の画像もっと見る