ラブレア@ロサンゼルス

南カルフォルニア大学(USC)でのMBA生活や家族三人でのロスでの生活の様子をお伝えします。

仮説木

2005-09-30 14:17:22 | Weblog
ベンチャーキャピタルが投資先の事業を判断する際に、Issue Tree, Hypothesis Treeを使って、本当に問題となる課題は何かを搾り出す方法があります。

大きく分けてインダストリー、ビジネスモデル、ファイナンスの3分野において、まずは何が問題なのかをTree構造をつかってどんどんと絞っていく。例えば、インダストリーでは、ターゲットとしている市場が本当に商品を受け入れることができるか?などなど。そういった質問をさらに詳細化していくことで、何が問題になるかをどんどんと洗い出していきます。

次に洗い出した結果、何が一番重要な問題なのかを洗い出し、それが成立するための仮説を立てます。そしてその仮説が成立する場合に次は何が必要になるか。どんどんと搾り出していきます。その結果、企業家に対して聞かなければいけない質問がいくつかうかびあがっていく。という流れです。

月曜日提出の課題が、MediaWorksという会社の事業性を判断するというものでした。上記を見てもわかるようになんだかどうしたらいいか分からないような課題です。お昼の2時過ぎから作業を始めて夜の12時過ぎまで作業するというかなーり時間をかけてしまいました。その結果、問題点を洗い出したりする作業の重要性が体感できたかなと思います。

明日はファイナンスの中間試験対策のための勉強会だ~。