チームの新たな活動拠点の一つとなるスペースが稼働を開始。
JBCF(Japan Bicyclist Club Federation)主催のチーム発表等でも公表したシマノレーシング2014年の活動内容の中に以下のようなものがありました。
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『活動予定』
各選手の能力をデータ化し、それをもとに目標を設定。そこから毎日の目標まで落とし、毎日の練習、体調、生活を最適化。選手にとって最高のものを作り上げる環境を最大限サポート。
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これらチームとしての強化活動を行う上で、選手の居住地を近距離に集約することは重要と考え、2014年よいシマノレーシングの選手は新たな居住スペースでの活動を開始しました。その中の一つには共有スペースを完備する『クラブハウス』も設置。
この場所で行う事は主に以下の2つとなります。
・チームミーティング
・食事
これまで、強化に向けた選手&スタッフのミーティングはレース準備時やレース前日、遠征の合間の休養日、といった限られた時間に行っていましたが、このスペースを利用する事により、それらが効率的に出来る事になります。この場所で、レース&トレーニングプログラムの修正、スポーツ科学に関する学習会等を開催し、活動の強化をはかってゆきます。
二つ目は選手への食事の提供の開始です。ロードレースは時に6時間に及ぶレースの中で高負荷運動を繰り返し行うスポーツです。持久力と爆発力といった、相反する要素の筋能力をバランスよく身に着ける事も必要不可欠となり、それらに耐えうる身体を作るには膨大なトレーニングが必要となります。
食事から摂取する栄養素は、その身体を作り上げる上で重要な要素。しかしながら厳しいトレーニング後に、選手個々が正しく食事を用意することは中々難しい事。クラブハウスでそれらの栄養素を満たす食事の提供を試みる事で、生活レベルから選手の身体づくりをサポートします。(もちろんサプライヤーであるウィダーのサプリメント製品は継続して活用します!)、メニューはアドバイザーが作成、食事の調理は豊富な経験と資格がある女性の方々。これほど心強い事はありません!
既にこの場所での活動は開始されています。目標に向かい新たな活動がまた一つ始まりました。
選手が手分けをして室内の準備。
それっぽくなりました。
早速調理を担当してくださる方々とミーティング。