本日、あるゲーム・アニメのコラボで朝から並んでました。
朝早い時間はまだ寒さが残ってますね~。
しかし、7時頃過ぎたところからジリジリと日差しが強くて地面も熱を吸収して暑くなってました。
自分は黒い服などを好むために熱を吸収して余計にヒリヒリする暑さでした。
しかも暑くなってきた割に風がそこそこ強く、半袖だと若干肌寒い感じでしたね。
そして帰ってきた矢先に救急車での搬送されているところを確認・・・
熱中症と思われます。
さて、もうこの時期・・・アニメの祭典やコンサートなどで並ぶ時期かと思われます。
まだそこまで暑くないと思って熱中症対策をされていない方も多いかとは思いますが、
今の時期でも喉が渇いてないと感じていても熱によって身体から水分は奪われているため、水分補給は必須です。
熱中症は軽度であれば、経口補水液などの摂取で補えますが、
中度以上で『熱疲労』といった症状で
『強い疲労感』、『頭痛』、『吐き気』、『倦怠感』、
『脱力感』、『大量発汗』、『頻脈』、『目眩(めまい)』の他、
症状が強くなると『下痢』症状も起きてきます。
中度以上になると事によっては
医療機関での輸液による治療や管理が必要になってきます。
熱疲労の場合、皮膚が冷たくて発汗がみられるのも特徴だったりもします。
重度になると『熱射病』といった症状で
『深部体温の上昇』、
『脳機能障害による意識混濁』、
『意識喪失』、
『肝臓機能障害』の他、『腎臓機能障害』、
『血液凝固障害』などが起こり得ます。
重度になると緊急搬送で救命医療を行うものとなります。
熱射病の場合、高度の意識障害が生じる他、
体温が約40℃まで上昇して発汗はあまりみられず、皮膚が乾燥しているのが特徴です。
熱射病といった重度となった場合、
熱疲労状態よりも重篤で冷却療法や輸液以外の措置も必要となり、
死の危険があるためにできるだけ身体を冷やしてあげながら速やかに緊急搬送を行うことが大事です。
熱中症による死亡は多々起きているため、
「子どもだから大丈夫!」なんてものはなく、
年齢問わず甘く見てはいけません。
年齢を問わず、紫外線も強いためにSPF50+などのクリームなどでの肌の対策や
半袖以外に薄い地の長袖を着るなどの対策は必要なところです。
最近では腕部分を覆うものや紫外線から守る眼鏡などもあるので
他にも目の日焼け対策もしたいところですね。
また、眼鏡によって目の部分に当る熱を抑えるとともに直射光を抑えるので
これも意外と目眩(めまい)の対策、熱中症対策になります。
外にいる際は極力、熱を吸収しやすい黒の地の服などを避け、
学校での運動時は日陰で休む他、こまめに水分補給をするとともに腕などを冷やすと良いとされます。
何かのイベントで並ぶ場合は
清涼グッズや多めの飲み物(※水分を欲してしまうコーヒー・酒類等はお勧めできません。)、
水分以外にも汗とともに流れてしまう糖分の補給(氷砂糖・黒糖・経口補水液・スポーツドリンク等お勧めです。)または栄養ドリンク、
紫外線対策グッズ(日焼け防止以外に熱を抑えることによる熱中症対策になります。)、
足などの熱の保護用にタオルなどを持参することをお勧めします。
また室内等の場合、熱中症以外にも軽い空腹の対策として粉が落ちるものなどはお勧めできませんが、
ゼリー類(ゼリードリンク含む)などポケットサイズのものもあると良いかと思います。
飲食店などで並んでる場合も空腹時の軽い摂取は
摂取後、熱量を上げるため、長時間待つ場合は待ち時間中の軽い間食はお勧めです。
(※間食量が多い場合、脳の満腹中枢を満たしてしまうため、それについてはお勧めできません。)
また、朝から並ぶ際はこれに加えて
ブランケットなどで防寒対策・防風対策をすると良いかと思います。
朝から並ぶ場合は
早朝の冷えから温暖へと変化することによる
温度変化での『吐き気』、『下痢症状』、『軽い目眩(めまい)』などが起こることもありますので
上記対策等を行うと良いかと思われます。
「まだ春だから大丈夫!」なんて油断していると起こり得るものなので油断大敵です!
家の中でも熱中症はあり得ます!
幼児・高齢以外にも
睡眠不足や肥満の方、発熱過多の方、冷え性の方、下痢などによる脱水傾向にある方は要注意です!
是非、今のうちに対策を!(`・ω・´)ゞ