瞬駈天魔のツクール素材製作所

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11月12日は皮膚の日!

2017年11月12日 09時00分00秒 | ツクール日記

11月12日は日本臨床皮膚科医会が制定した皮膚の日です!

皮膚の健康と皮膚疾患についての
正しい知識の普及と皮膚科の専門医療に対する理解を深める目的だそうです。

皮膚疾患といえば、この時期は乾燥の他に
デリケートゾーンの湿疹に注意が必要です。

特に厚着をしたりするので蒸れやすくなってしまいます。

「保湿してる時間がない!」といった方には
浴槽にアロマオイルを浮かべて保湿をするのもお勧めです!

また、生薬・漢方薬でつま先まで温める温浴方法もあります。

「足のほてりがある」といった方には
足の裏の中央にある『湧泉』といったツボを刺激します。

『湧泉』(ゆうせん)は肝臓の異常な亢進を落ち着かせて内風を鎮め、
意識を回復させて心熱を取り除きます。

冷えとかで下痢や嘔吐、食欲不足、咳(せき)のある方には
『足三里(あしさんり)』といったツボで
脛(すね)の前面で犢鼻(とくび)と解渓(かいけい)を結ぶ・・・
これでは分かりにくいですね・・・
足の表側で丁度足を曲げる位置からすぐ下の位置をやや強めに押す、押し揉むことで
胃の機能、脾臓の機能を改善し、痰(たん)を取り除いたりします。

特に冷え性でこの寒い時期の冷えを改善したい!という方は
『陰谷(いんこく)』といったツボで
膝の後内側・・・これも分かりにくいか・・・
丁度足を曲げる膝部分の裏側を刺激することで
冷え性を改善できます!
(このツボ・・・実は性治療にも関係あったりもします・・・)

これも冷え性の改善もありますが、湿疹・下痢・浮腫の改善には
『三陰交(さんいんこう)』があり、
脛(すね)の内側で内果尖(ないかせん)から上に3寸・・・
うむ・・・分かりにくいですよね・・・
脛(すね)の裏側で脹脛(ふくらはぎ)の少し下の位置を刺激することで
冷え・下痢・湿疹などの症状に効きます。

ツボでも冷え性改善は足の位置が多く、
冷えは足から!というように、
足を温めることで全身も温まります。

漢方で改善したい方は
水っぽい鼻水が出る、痰(たん)を伴う咳(せき)が出る
花粉症、アレルギー性鼻炎などの方には『小青竜湯(しょうせいりゅうとう)』がお勧めです。

花粉症、アレルギー性鼻炎にはこれ!といった漢方薬です!

ちょっと苦味がありますが持続することで効果が現れ、
花粉症による鼻のムズムズ感にもよく効きます。

通常の薬局の他、スーパー内にある薬局でも比較的販売されております。

皮膚炎・皮膚のかさつき・湿疹(しっしん)・更年期障害には
『温清飲(うんせいいん)』!!

ただ、温清飲には生薬の黄芩(オウゴン)が含まれているため、
間質性肺炎や肝機能障害のある方は副作用があるため、こちらはお控え下さい。

上記の方にお勧めなのは
『加味逍遙散加川芎地黄(かみしょうようさんかせんきゅうじおう)』で
こちらは冷え性・湿疹・皮膚炎・更年期障害に適応されます。

「別に元気だし、更年期って年じゃないけど冷え性で皮膚乾燥・湿疹がひどい」
といった方には『当帰飲子(とうきいんし)』はいかがでしょうか?

体力が少々落ち気味で乾燥・冷え性の方にお勧めです。

ただし、生薬の甘草(カンゾウ)が含まれておりますので
一度に多量に服用されたりしますと
低カリウム血症を起こしたり、血圧上昇の他、
浮腫(ふしゅ)の原因となりますのでご注意下さい。

皮下出血の場合には
『芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)』がお勧めなのですが・・・
漢方薬専門の薬局でなければあまり見かけることはないですね・・・。

皮膚の痒(かゆ)みには
『白虎湯(びゃっことう)』!!

白虎湯は皮膚の痒(かゆ)みの他に
皮膚炎・のどの渇(かわ)き・湿疹・火照(ほて)りに効果的です。

白虎湯は注意するのは甘草(カンゾウ)くらいであり、
白虎桂枝湯(びゃっこけいしとう)などのように
生薬の桂枝(ケイシ)も含まれていないため、
上記症状に効く漢方薬としては
副作用となるものは比較的少ない漢方薬です。

腫物(はれもの)に効く漢方薬だと
『中黄膏(ちゅうおうこう)』がありますが、
これも漢方専門以外での市販ではあまり見掛けませんね・・・。

是非、皮膚対策・皮膚症状に行ってみて下さい。