Voyage MPD スターターキットを使ってみよう

VOYAGE-MPDを少し手軽に使える方法の紹介

XMOSを使ってみました。

2011-06-08 21:27:15 | 日記
XMOSを使ってみました。

これまで、VOYAGE-ALIXに接続するDDCとしては、フェーズテックのUDIF7 を使ってきました。音はいいのですがハイサンプリング・ファイルを再生できないという問題がありました。そこでXMOS(USB Audio 2.0 Reference Design) を使ってみました。

DIGI-KEYに注文すると、2週間程度で手元に着きました。150ドル程度です。

http://parts.digikey.com/1/parts/1850779-usb-audio-2-0-reference-design-usb-audio-2-0-reference-design.html

6センチ×9センチ程度の小さな基盤です(写真)。USBの入り口と光ケーブルの出口がついています。VOYAGE-ALIXからのUSB出力、FIREFACE・UCの光入力に繋ぎます。あちこちのブログではつなぐだけで音が出ると書いてあったので、簡単に考えたのですがダメでした。ちょっと外れ籤を引いたみたいです。

曲の最初の部分5秒程度で、”ploblems opening audio device” と出て止まってしまいます。ファームウェアのバージョンによっては不安定になることがあると聞いていたので、ファームウェアのアップデートをすることにしました。

ところが、XMOSのホームページを見てもさっぱりわかりません。英語だということもあるのですが、「あっちへ行け、こっちを見ろ」と言われて右往左往するばかりです。(このサイトは不親切なことで有名らしいです)。結局、日本のあるブログに質問して教えていただき、やっとファームウェアのアップデートができました。

で、音を出してみました。まず44.1のファイルで試しました。UDIF7 と比較すると広々とした場所でゆったり、生き生き演奏していると言う印象です。特に低音が魅力的です。なかなかのものです。

ところが、176.4のファイルではWINDOWSやMACでは聞いたことのないいい音です。またまた一段のレベルアップです。ただ、15秒に1度程度一瞬音が切れます。これを直さなければなりません。もうひとつ新しいバージョンがあるので、それで試してみます。

とにかく、魅力的な音なので挑戦する価値はあります。一般的にはつなげるだけで、これだけの音が出るようなのでお勧めです。


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2 コメント

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Unknown (新潟のよし)
2011-06-27 19:26:08
はじめまして。興味深く拝見しています。

私もxmosのモジュールを手に入れ、voyageに接続していますが、usbケーブルの接続条件はシビアのようで、cat /proc/asound/card0/stream0で見ると、usb2.0になったり、1.0になったりします。ケーブルを換える事で安定しましたが、逆につまらない音になっています。以前の不安定なものの方が、歪っぽいですが、音が良いように感じられます。
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ファームウェアの場所が? (TekkamenC7)
2011-09-07 18:29:04
初めまして。
私もXMOSを手に入れ、ubuntu studioで楽しんでいますが、やはりファームウェアの場所がわからなくて困っています。去年手に入れたので多分1.7だと思います。なにやら既に3.1まで上がっているとか。場所をご教授いただきたく書き込みました。よろしくお願いします。
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