全てが嫌になる。
生きていることが実に面倒だ。
強い衝動にかられる。
誰か私の話しをただただ、そうだよね、そうだよね、と言ってひたすら聞いてくれる人はいないだろうか。
否定もせず、励ましもせず。ただ、そうだね、と。
私が涙を浮かべたら、その人も涙を。先に浮かべてくれているような。
甘えてるよなあ、自分。
この孤独はどこへもっていけばいいんだろう。
自分の最期を想像する。死後ひと月経っていた。
誰も助けてくれないし、いや、頼ってはいけないんだ。
死ねる日がくるまで、惰性で生きるしかない。これからの人生はいつも絶望の淵を歩くことになるだろう。
いちのひめとにのたろうはこんなことにならないように。そのことだけを祈って生きることにしよう。
こんな不幸は私だけで終わらせなければいけない。
不幸を引きずって生きていくのは恥ずかしい。だから生きていたくない。
死にたい衝動がまたはじまった。
これ以上生きていくことに意味が見いだせない。
どこまでいってもしんどいだけ。逃げたい。
誰もはげましてくれない。誰もわかってくれない。
いつも怒られてばかりだ。
もっとしっかりしろだって。
しっかりしたら、怖いと言われ。
死にたいんだ。今日のいろいろから逃れたい。明日のいろいろから逃れたい。
寂しい。死にたい。