飴チョコひとつぶ

ちょこちょこっと書いていきます。

本を開くと、誰かに会える。

2014年10月29日 05時15分39秒 | 書物の類聚

 朝日新聞には今、「三四郎」が連載されていて、毎朝楽しみにしています。ドラマ「マッサン」も見たいんだけど、難しい…

昨日は三四郎が、東京に学問にやってきたんだけど、大学の講義も、散歩も、ちょっと疲れて、図書館に行く!っていうところ。

この図書館での様子がとても面白かった。

たぶん本で読んでいると、記憶からはずれてしまうと思う。切り抜いてとっておこう。

三四郎ってとても素敵な青年で、私は好き。


やぱりランのファンになって、私は

2014年10月21日 16時39分50秒 | 丈夫な体

危惧していた通り、ハーフ完走より、今のほうがずっとしんどい。とっても爽快だったアクアラインマラソン、興奮から二晩。お布団に入ったのは4時間。眠い。あとは、机で突っ伏して。どうしようもなく眠くなったとき。採点とばっちり重なって。まだ考査も作らないと。はあ…

 達成感あったから、当日、どうしてもひとりのみでも、外で祝杯をあげたいと思っていたのに、仕事が家事がそれを邪魔した。

でも一人友人が、じゃあ祝杯をあげるの、つきあってやるということで、その日、と言われて。え~、でも仕事が~って思ったけど、なんか一区切りつけたかったから、余計に頑張って仕事をした。そしたら、その約束も反故になり。

 迎え酒ってことばがある。大いに飲んだ翌日に、また飲む。

向かえ走り。だな。今、うんと走りたくなってきました。走った気持ちよさは、走る心地よさで答礼してむかえなくちゃ。そういうことを教えてくれたんだ。神様は。明日、仕事終わって、雨じゃなければ走ろう!

 

 さて、マラソン初デビューでしたが、本当にこれまで私もいろいろな快楽を経験したけど、これは最上なのかも?とおもうような気持ちよさでした。いろんなこれまでの快楽と比べちゃった!

 アクアラインは当日は風速2メートル。全然きになりません。でも、空も青いけど、なんかガスってるなあ、と思って、最初は期待ほどの景色じゃないなあなんて思いながら走っていました。で、気付きました。サングラス! 取り去ると、視界が一転ブルーに!うわあ~、綺麗だ~。空がぐっと青くって、秋だから突き抜けた青さ!で、海は銀色に光ってる!

取材ヘリ、そして低空にみえる飛行機。のんびりヨットで洋上から私たちランナーを応援してくれている。やっぱり最高じゃないですか!

 写真、こんな感じで撮ったけど、いや、もっと撮りたかったけど、やはりリズムが狂うのです。で、しんどくなるし、制限時間内に関門は超えないといけないし。だから目の中に、体の中に、そのきもちよさ、美しさ、しっかりと刻みました。

 うみほたるの直前の坂は行きも帰りもすごくきつい。走ってるのに、すすみませんでした。で、下向いて、歯をくいしばって走って。だけど顔をあげたら、後ろから、猫ひろし風の男性が私をさっと追い抜いたの。彼の背中には、一言 「我慢」と。

 泣き出しそうになりました。そしてあらためて言葉の力を知りました。それは面白い体験でした。文字通り、必要な言葉が私を追いかけてきたかんじ。そしてさっと目の前に、その言葉が表れて、去って行った。「我慢」が。いや~、すごい出会いでした。

 この背中に思い思いに書かれたメッセージがけっこうおもしろい。「東北に思いをはせつつ走ります」「マラソンは走り続ける人のためにある」とか、真面目なのもあれば、「明日から思い切り練習」とか、「一日卵二個」とか。映画ロッキーを意識してるんでしょうね。スタローンは6個飲んでたかな。

あと、「完走後はビールもいいけど、j牛乳もね ○○酪農協会」とか。ふきました!笑わせたら、また呼吸が乱れる~、でもおもろいぞ~。

アリスの格好で走っている人もいたんだけど、それなら前に兎も走らせたらどうなの?と、趣向に文句つけたり。

 沿道の応援も本当にありがたかったなあ。がんばれ~って言われると、足がまた動きました。その土地の太鼓の集まりなのかな。すごく和太鼓がよかった。

 それの答礼ということでもないけれど、ゴールに向かう最後の直線道路。思いっきり足をあげて、全力疾走しました!そしたら沿道の人たち、お~っとどよめいた!皆さんへの感謝の全力疾走。

 お前は一番でゴールしたのか?って言いたくなるくらいのガッツポーズをしてしまいました。一人走りで、知人もいないのに、ちょっと恥ずかしかったかなって思ったけど、全身から嬉しさが爆発してしまいました。ゴールのあの白線が見えたときは、本当にうれしくて、腕をいっぱいに、精一杯広げて、そして拳を高く掲げて、ゴールできました。あんな気持ちよさ、やはりない。走れた!走ったんだ、私。ハーフ、走ったよ~。

 小さい時から体が弱く、運動もしてはいけないと思い込んでいたけれど、こうして中年になってマラソンに出るようになって。そしてハーフ走ったんだ。だって、「ハーフ走りました」って言うと、すごい!って言ってくれる人が多い。でも私はもう、「ええ、ハーフぐらい走れますよ」ってなってる。こちら側からあちら側の人になったんだよ~。

もう5秒かな。感涙。そのあとは、やっぱり気持ちよさと達成感のうれしさで、きゃは~って感じになって、タダでくれるっていう、おにぎりとかお味噌汁とか、ブルーベリーもおいしかった~。なんかご褒美をもらいまくって食べました。

 生ビールを注文したのですが、水のようにくい~って飲んじゃいました。すごい、全部吸収できた。なんだか樽一つの酒でも飲み干せそうな気持になりました。

 

 でも、思ったのは、マラソンはやっぱフルを走ってからじゃないと、語っちゃだめだな。あらためてフルを走る人を尊敬しました。私はまだまだ。

そして、うん。いつかフルに出たい!一生のうち、一度でもいい。やってみたい。

 今思い返しても、あの景色、みんなの靴音、沿道の声援。全部思い出せる。おかげさまでか、どうだか、体に痛みはなんにもない。でも心ではずうっと残っている。本当に楽しい体験でした。

 


あと5日

2014年10月14日 20時39分20秒 | 丈夫な体

 台風一過の今日、走りました。強風の中、走る練習です。でもって海も波立ちまくり。ウインドサーフィン、たくさんの帆が海にありました。速い!びっくりです。風をうまくつかめば、あんなに速く、そしてすごいカーブをするんですね。しばらく走るのを忘れて見惚れちゃった。

 実は19日、はじめてのハーフマラソンに出ます。アクアライン走ります!あそこって、ふだんでも割と風のつよいところなので、そのために風の中、走る練習が必要でした。

 不安です。スタートは10時。でも会場につくのは8時前。どんなことして過ごせばいいの?水は持たなくて大丈夫かしら?ちゃんと給水できるかな。トイレにめちゃ並んで、スタートできるんだろうか?いや、途中でしたくなったら、おなかすいたらどうする?

不安が不安を呼びます。マラソンは一人。心細い。なんでエントリーしちゃったんだろう。泣きたい気持ちです。


not clip my wings

2014年10月12日 10時44分21秒 | 雑感

 マララ・ユスフザイさんがノーベル賞平和賞を受賞されました。自伝も読み、新聞でもわりとチェックしていて、授業でも扱い、娘のスピーチにも使ったので、感慨無量です。でも去年、受賞を逃した?ときにあった新聞にあった文章、今一度思い返すべきです。

 彼女はまだ何か具体的に行動をおこし、成果を上げたろうか。

もう一人の平和賞の受賞者、インドのサティヤルティさんは実際に活動をしておられる。う~ん、彼女は、これから必ず成し遂げなくてはならないわけだから、大変だろうなあ。挫折とか、断念とか許されないんだから。

 でも、きっと彼女なら出来るんだろうと思う。やっぱり応援したいな。

 新聞に彼女のスピーチが掲載られていました。分かりやすい英語。この程度の文法で大丈夫なんだよね、きっと。それをいかに使いこなせるか、だよね。

For showing to the world that a girl is not supposed to be a slave, a girl has the power to go forward in her life.

and she is not only a mother ,and she is not only a sister,  and she is not only a wife  but she should have  an identity.

よく17歳でこんなことが言えるなあと感心します。彼女の作文力がすばらしいのは父譲りだそうですが、それにしても肝のすわった人はすごい。年齢なんて関係ないなあって。私は中年だけど、こんなすごいことは言えない。

 スピーチの中ほどで、

I also had greams ,like a normal child has.中略

When I heard that I could not go to school, I just for a second thought I would never be able to become a doctor. I would never be able to be who I wanted to be in future.

って言うんだけど、こういう自分の将来が閉ざされるっていうこわさとか、憤りとか。いかばかりだろうと思います。自分はまだ生きている、自分はまだしたいことがあるのに、家の中に押し込められる。いえ、もう生きながら棺桶にいれられてふたをされるようなものでしょう。

うん。でもここ、すごく大事。共感するっていうか。私のような中年にだって、やっぱり夢ってあるんだよね。年をとって夢を語るって、この国では笑われるけど、やっぱりしたいことって、なりたいものってあるんだよね。

なりたいものになれない。年だからって諦める?受け入れる?いいえ、やっぱりチャレンジしたいと思う。だって、目指したいものがあるのに、制約がある、という理由であきらめるの、悔しいよね。

彼女のスピーチを読んで、あらためて思った。政治家になりたいんだって。良い政治家になりたいんだって。彼女の言葉には力がある。だからきっとなれると思う。彼女が大人になって、そうなるのを見るのが、楽しみです。

 


明日も走ろう

2014年10月07日 18時29分00秒 | 丈夫な体

 風邪をくりかえし、喘息にかかり。なかなか走れませんでしたが再開。うわ~、もう無理だ、って思うくらい体が重かったけど、二キロ過ぎると楽になってきました。そうだ、つらい時は走ることに集中しすぎているな。草花を見てみようって気持ちを切り替えることができました。

 本番でも、しんどくなったら周りをみよう。そして走ることから気をそらしてみよう。やっぱり海が見たくなって海岸まで走りました。なんてすてきな空なんだ。うねっている。

 やっぱり走れる幸せ。ありがとう、私の体。健康に気を付けます。


そう見えるんだから仕方ない

2014年10月05日 00時18分12秒 | 雑草のように生きる

 巷では「6」言うけど、私は「4S」。まだまだ頑張れると思うけど、OSが新しくなったら、さて、なんだかよく止まるようになった。動作があかん。やっぱりついていかれへんのかなあ。

 そうはいっても、この写真のように、とっても綺麗に写真が撮れるときもある。スーパーの駐車場からの眺め。夕焼けの頃もさらなり、で、私のお気に入りの展望台です。大きなエイが泳いでいるように見えるけど、どうでしょうか。

 青い空は、そのまま海に続いていく。この大きなエイはそのまま深い海にすいこまれていくの。

あ、いけない。冷凍食品も買ったから、早くおうちに帰らねば。想像力がかきたてられすぎて、最近生活がちょっと大変。


朝にはあるけど、お昼になくなるの。なあんだ。

2014年10月03日 08時23分18秒 | 雑草のように生きる

 勤務校のうちの一つが秋休みに入り、つかの間のお休みを得ました。

うちの裏側は空き地になっているんだけど、ベランダでお布団を干そうとして、ふとその空き地に目を落とすとところどころ青く丸いものが。

うわあ、きっとお花!なんだろう。でもあまりに小さくて、遠眼鏡で確認しなくちゃ、と思っていたら、そのまま忘れてしまって。で、お布団を入れる午後2時ごろ、ああ、そういえばと思い出してみようとしたらないの!

 ただの緑色。あれ?気のせいだったかな?

翌日の朝、再び見るとまた青いの。で、お昼にみるとやっぱり消えてる。

おちょくっとんのか。いえ、一日でピンとこいよと思いますが、朝顔なんですね。やはり雑草のアメリカアサガオらしい。遠眼鏡で確認すると、そうでした。

 裏の空き地がちょっとした手品みたいにみえて、ひと時楽しかったです。


美しいバラにもあるけれど、オレにもあるんだぜ

2014年10月02日 07時31分18秒 | 雑草のように生きる

 ナスの花に似たこの雑草。野生のナスみたいな実をつけるかと思いきや、さにあらず。こんなふうに青いミニトマトみたいなのをつけます。先日、その由来を知っていたくせに、ついお花を近くで接写したくて、触ったら、「痛!!」

そうだった、だからお前はワルナスビと言うんだった!

はっぱも茎もするどいとげをもっているんですね。本当に痛かった。こんなおもろい名前を付けたのは、あ~、やっぱり牧野富太郎さんでした。


ヒツジブームきた

2014年10月01日 18時43分00秒 | 雑感

 睡眠って食べることと同じで、自然のことで、ちゃんとしないと体を悪くするんだけど。出来ないんですよね。忙しすぎて。時間のねん出は睡眠を削る。でももう限界まで削っています。で、これ以上は無理だな、と。ということで、決意の枕。もう絶対に寝てやる。いろんなことの支障が家庭内に起きても。

 と、こ~んなかわいい枕を廉価で買えたのはいいのですが、初日から目標達成できず。

一日6時間睡眠が目標ですが、実際は二日で6時間になりそうです。ああ、でも今日はだからこそ、寸暇をみつけてお昼寝できました。

この羊さんのぽよっとした足、これをニギニギしながら寝ると、す~っと。

とっても気に入りました。今夜もがんばって。なんとか、この枕に頭をつける時間を少しでも長くできるように頑張ります。