たろうくん(太郎)のつぶやき

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楽天ブログからの転載です!

2016-11-28 14:36:15 | 日記
今日は、私の楽天ブログを読んでいただいてありがとうございます。八王子市元八王子町に、現在すんでいる、70才の老人です。来年には3人目の孫が生まれる予定です、郷土史・詩・エッセイを書いている、年金生活者です。
清水中世史研究所の看板を掲げていますが、其処からの収入があるわけではありません!個人名で出版社としてあります。ココログで「清水中世史研究所」として、多摩地域や八王子を中心とした中世の郷土史を書いています。
また、yahooブログにて「清水太郎の部屋」では詩を載せています。詩を書いた最初は、小学校5年に担任の先生が、ガリ版でクラスの生徒へ詩のようなものを、書かせてた事がきっかけでした。17才頃だと想いますが、山の
詩を「山と渓谷」の読者欄へ投稿して採用された時から意識して書き始めました。「現代詩手帖」等にも投稿しましたが、採用されませんでした。独りよがりの稚拙な詩だったからだと想います、書き留めていた詩が
3冊のノートになって残っていたのです。娘が生まれて、5才頃まで書き続けていました、私が42才の時までだと思います。その詩をyahooの「清水太郎の部屋」へ投稿を始めたのが、2010年2月2日(火)からです。
「昔書いていた詩」シリーズで、2010年9月29日(水)まで続きました。2010年10月2日(火)から新しい詩を書き始めました、それが「今書いている詩」シリーズです。その詩を本にして、楽天書籍から6冊を
出版できました。清水中世史研究所のブログから7冊出版する事が出来ました。それは「元八王子歴史研究会」に所属して発表するために書いたものと、板碑の研究者として、基礎的な史料として評価の高い「県敏夫」先生に指導して
頂きながら書いたものです。「八王子清水太郎」と検索して頂くと、私のページがあります。私のブログは、全て実名と写真を使っています。今書いている詩の(1)「すくう」を読んで頂きたいので載せます。

 「すくう」
 
 池の辺に立った弥陀は
 水を漉くってハスに注いだ
 後ろの観音に
 「私には誓願があるよ」と囁く
 観音は微笑んで頷く
 池の其処此処で
 ハスの花がポンと
 音を発てて咲いた
 
 たろうくんは池の氷を
 小さな手で割って顔を洗う
 寒い日も暑い日も
 前に住む神主の一家は
 たろうくんが足を踏み外さないように
 いつも見守っているが
 気が気でない
 
 両手で水を漉くってごらん
 零れるよね
 頬に手を当てごらん
 潤うよ
 あなたには潤いが
 必要だが
 求め過ぎてもいけないよ
 
 大雨が降ると
 池の水は溢れて
 せせらぎとなって
 村を通り川に注ぐ
 池の魚も川に辿り着く
 
 たろうくんは大人になって
 池は慈根寺という古刹の跡で
 本尊が阿弥陀如来であると知る
 
 赤子は場所と父母を
 選んで生まれるという
 あなたと太郎君の
 知りたいその答えは
 智慧の壺の中ですよ