“♪夏も近づく八十八夜・・・”と歌われ、5月がスタートとしました。この春、新たに入学や入社、あるいは定年で仕事を終えた人たちは、1カ月が過ぎ緊張の連続だったのでは・・・・。この連休が過ぎたころから、五月病になりやすいと言います。
五月病は、正式な病名ではなく、新たな環境にうまく適応できなく、心や体に不調が生じる状況で、『 朝、起きるのがおっくう、集中力が低下する、対人関係がいやだ、外出時に吐き気や頭が痛む、理由もなく やる気が起きない 』などを言うようです。
3月末で定年退職した人は、いったいどんな暮らしになったでしょうか。再就職で新たな職場に向かった人、継続雇用で仕事を続ける人、そのほかの人は、居場所を持つことができたでしょうか。
定年の退職年齢は企業によってさまざまです。定年退職に理論的な根拠はないようで、実際には再雇用して雇用形態の変更が多いようです。コロナ禍後の景気は持ち直し、求職数は順調に推移していて、定年退職後の再就職も職種によっては順調のようです。
定年のない自営業の場合はどうでしょうか。何歳まで働き続けられるか、後任はどうするのかで状況は違ってきます。サラリーマンが定年退職し無職となった場合、会社など法人組織を立ち上げるには少々手間とお金が掛かると思う人は、自営業者になることもお勧めです。
個人事業主(自営業)となるためのハードルは低く、法令に定めのある業種(金融業など)を除いて、あらゆる業種を行うことができるので、屋号(何々商店など)を作って税務署へ開業の届けを出してみてはどうでしょうか。大いに仕事をして利益を出し、生きがいを見つけ利益が出れば納税し、事業拡大の夢を描くのもよいと思います。