多摩川の生き物博士になるために、本腰を入れて調べ学習を始めました。
どんな名前なのか、どんな仲間なのか、食べ物は何か、生まれはどこか(原産国)など、博士としてみんなに発表できるよう、がんばっていました。
図鑑で調べていると、大人用の図鑑なので読み方が分かりません。
「これは、なんて読むのですか?」
「○○○○だよ。意味は国語辞典で調べてね。」
博士になるために、国語辞典の使い方も学習しておきました。
どんな名前か判断すること(「同定する」こと)は、大人でも難しいので、名前が分からない子には、後で一緒に調べる予定です。
この時、つまり「分からない時」にこそ、その子の「調べる姿勢」がはっきりします。分からないから落ち込むのか、調べることをあきらめたり投げ出したりするのか、分かるまで調べてやろうと前向きに進むのか?
3年生ではむずかしいとは思いますが、何年か後には「簡単にわかるより、分からない方が楽しい」と感じられるようになってもらえたらいいな、と思っています。
「分からないことも楽しむ」という心を持てたら、きっと楽しい「学び」を追求できるでしょう。(ss)