引き続き英語を頑張っていた私は、海外本社研修の日本法人代表に選ばれました。
一週間に渡り、本社で、世界各国から集まったメンバーと、これから導入される新システムの研修を受けるというもの。
その準備もあり、仕事は多忙を極めてきました。
いつも通りの業務に加え、営業担当者や取引先からの無理なお願いに、疲労困憊になっていました。
私が渡航メンバーに選ばれてから上司の風当たりも厳しくなり、残業も認められず、一人朝早くから夜遅くまで仕事をしていました。
段々通常業務でのミスが目立つようになり、それまで頼ってきた人がどんどんいなくなりました。
ボーナス査定も一度は5段階の5を得られたこともあったのに、2まで落とされました。
メンタルが崩壊しかけて、カウンセリング、ヒーリング、マッサージなどに多額のお金を費やしました。
また、度重なる「自分へのご褒美」や、「自己評価を高める」ということで高級ホテルでの食事など、請求額が私の支払能力を超えるまでにそれほど時間はかかりませんでした。