華々しい派遣ライフを送りながら、私の中には不安がありました。
それは先がないこと。
もうすぐ社員さんが育休から復帰して戻ってくる。
私は次を探さなければならない。。。
とある有名転職サイトに申し込み、いつも通り仕事をしていると、ある時メールが！
外資系企業からのスカウトでした。
しかも正社員として迎え入れたいとのこと！
すぐに承諾し、役員面接を受けることに。
ここ数日心のおもむくままブログに綴って感情のリリースを続けていたら、手放し効果か、突然現金書留が送られてきました。
すごい！
これだけでこの即効性！
幸せ♡♡♡
ありがとうございます！
母から放たれた一言
「頑張ったって所詮は派遣でしょ？」
パリーン、と何かが弾けた気がしました。
何だろう、この虚しさ。。。。
これまでやってきたことがすべて意味のないものに思えました。
後で知った話ですが、当時保育所の園長をしていた母は、どんなに仕事が出来ても、臨時採用の職員さんは契約が満了になってしまえばそれで終わりで、その職員さんの頑張った先に何もない（正職員にはなれない）ことに歯がゆさを感じていたそうです（私立なら可能かもしれませんが、公務員だったので）。
まぁ、その時はつゆ知らず、自分のことを認めてくれない母に憤りを覚えていました。
引継ぎ期間が終わり、与えられた仕事が割と早くこなせるようになってきて、時間が余ってきました。
何かすることないかな～とパソコンを検索していたら、これまで手付かずだった古い注文が沢山出てきました。
今受注している量の４～５倍ほどのボリューム。
上司に相談し、まずは取引先の商社に注文残の精査をお願いしました。
必要なもののみになった注文を、今度は商品が準備できているもの、そうでないものにリスト分けし、準備が出来ているものは何故出荷が出来ていないのか倉庫に確認。
輸出の仕事をしていたのですが、倉庫で梱包が滞っている（倉庫の決まりで出荷出来ない細かな数の商品が手つかずになっていた）ものが結構あったのです。
「じゃあ、私が作業するなら大丈夫ですか？」
一緒に仕事をしている主任さんと、倉庫へ出張し、無事梱包を済ませました。
普段電話で話すだけだった工場の方々とも顔を見て話せて、より一層仲良くなりました。
そして、残る注文も生産計画を急がせて、どんどん出荷。
部署では、仕事ぶりが大きく評価され、
「別格」
と呼ばれるほどに！
上長から「○○（取引先）から売り上げが３倍になったと感謝の声を頂いた」とお褒めの言葉も！
取引相手国の担当者からも、「信頼出来る！」と太鼓判を押して頂きました！
これまでここまで仕事で評価されたことが無かったので、ビックリ！
やっと自分が仕事で評価されるようになった！ 頑張った！
実家に報告しよう！ と母に電話。
そこで母から出た言葉は耳を疑うものでした。
新しい職場での業務は産休・育休を取得される社員さんの仕事を引き継ぐこと。
当然その方が戻られたら私は次の仕事を探すことになります。
それはそうと、そこでのエクセルのレベルが高すぎた！
関数？ マクロ？
サラサラと引き継ぎされていくけれど、そもそもエクセルがなんのこっちゃ！？
出来るのか、私 ！？
仕事云々よりも、エクセルが分からん。。。。(>_<)
先輩にそれを素直に伝えてみると、丁寧に教えてもらえました。
な、なるほど。。。。
そして、便利！
そこから私はエクセルの関数大好きっ子になったわけです。