恋愛小説「恋花」は、
作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
高校3年生の淡くてせつない恋物語を描いていきたいと思っています♪
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
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第三十話「プリ」
コンサート会場の最寄り駅についたのは、開場の1時間前だった。
「先輩。」
庄司君が人懐っこい顔で私をみつめる。
「な・・・何?」
せっかくの好きな人とのデート(?)なのに、私は、緊張のあまりあまり話もできなければ、顔もまともに見られない。こんなんじゃ、庄司君つまらないかな・・・と思い
少し落ち込んでいた。
「先輩、プリクラとったことある?」
「???」
何を突然言い出すかと思いきや・・・・
「も・・もちろん。紫苑とか、友達とよく撮るけど・・・・」
私は、庄司君の次の言葉を待った。
「よかった。じゃ、今から撮りに行こう!!」
というなり、ゲームセンターのあるとおりのほうに向かって歩き出した。
「ちち・・・ちょっと待って!!」
きょとんとした顔で庄司君がこっちを振り向く。
そんな純真無垢な表情が超絶かわいい。
イヤイヤ今は、そんなことじゃなくて・・・・・
「プリクラって・・・・」
「ああいうとこ、男だけだとだめじゃん。まぁ柏尾と長崎と3人でとっても味気ないし」
いや~そのプリ、プレミア付で高く売れると思うんだけど・・・
ってそうじゃなくて
「私と撮るの?」
おずおずと訊いてみる。
「だめ?女性同伴なら、OKなんでしょ?」
同伴という言い回しがなんかおかしくて笑ってしまう。
「先輩。先輩は笑顔のほうがかわいいよ。早く、行こう」
というと庄司君が、私の手をとって歩き出した。
え・・・えぇ!!
いきなりなんの前触れもなく、手をつながれるなんて・・・・
もう心臓が飛び出しそうだった。
いっそ、ここで気絶をしてしまったほうが・・・・楽になるかも
なんて馬鹿なことを考えながら、全神経は、つながれた手のひらに集中していた。
男の人と手をつないだなんて・・・・
健人以外初めてだった。
あいつとは、小さいときからよく手をつないでいたので、いまさら手をつないだどころで
トキメキも何もあったものではないのだが・・・・・
男につないで手でひっぱられながら、歩く女子・・・・
はたからみたら、恋人同士に見えるのかな?
なんて思いながら、私は、少し歩調を速めながら、庄司君に並んで歩いた。
~第三十一話 思い出へつづく~
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コンサート会場の最寄り駅についたのは、開場の1時間前だった。
「先輩。」
庄司君が人懐っこい顔で私をみつめる。
「な・・・何?」
せっかくの好きな人とのデート(?)なのに、私は、緊張のあまりあまり話もできなければ、顔もまともに見られない。こんなんじゃ、庄司君つまらないかな・・・と思い
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「先輩、プリクラとったことある?」
「???」
何を突然言い出すかと思いきや・・・・
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「よかった。じゃ、今から撮りに行こう!!」
というなり、ゲームセンターのあるとおりのほうに向かって歩き出した。
「ちち・・・ちょっと待って!!」
きょとんとした顔で庄司君がこっちを振り向く。
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「プリクラって・・・・」
「ああいうとこ、男だけだとだめじゃん。まぁ柏尾と長崎と3人でとっても味気ないし」
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ってそうじゃなくて
「私と撮るの?」
おずおずと訊いてみる。
「だめ?女性同伴なら、OKなんでしょ?」
同伴という言い回しがなんかおかしくて笑ってしまう。
「先輩。先輩は笑顔のほうがかわいいよ。早く、行こう」
というと庄司君が、私の手をとって歩き出した。
え・・・えぇ!!
いきなりなんの前触れもなく、手をつながれるなんて・・・・
もう心臓が飛び出しそうだった。
いっそ、ここで気絶をしてしまったほうが・・・・楽になるかも
なんて馬鹿なことを考えながら、全神経は、つながれた手のひらに集中していた。
男の人と手をつないだなんて・・・・
健人以外初めてだった。
あいつとは、小さいときからよく手をつないでいたので、いまさら手をつないだどころで
トキメキも何もあったものではないのだが・・・・・
男につないで手でひっぱられながら、歩く女子・・・・
はたからみたら、恋人同士に見えるのかな?
なんて思いながら、私は、少し歩調を速めながら、庄司君に並んで歩いた。
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