「鴎を見る会」(話題沸騰の「～を見る会」の名にあやかった仮称)。場所：橋の上。日時：不定。参加費：無料。参加資格：不問。参加者名簿：なし。警備：なし。飲食：提供なし。自ら持参可。但し、ゴミは自分で持ち帰ること。お土産：なし。記念撮影：なし。ペット：可。中心的存在：鴎。人間はあくまでサクラのような副次的存在。／／視覚は、澄んだ世界へ吸い寄せられる。偶然そういう景色に巡り合えれば、その時だけは世界の美しさに息を呑む。／しかし、日常においては、「嘘の上塗り」「臭い物に蓋」「幕引き」「ほとぼりが冷めるのを待つ」「逃げ隠れする」「懐柔」「老獪（ろうかい）」などのネガティブワードが頭の中にこびり着いて離れない。／かと言って、ネガティブワードが思い浮かんでしまう理由を不問にし、思考停止し、自ら進んで愚民化することなど、到底無理。／「どうせなるようにしかならない」と諦観しているだけでは、事態の悪化は阻めない。いま政策に民意なんて反映されてない。主権在民も、絵に描いた餅、死に体になりつつある。／私たちの長年来の平和ボケが、狂気を野放しにしてしまっている。暢気さが危うい。自分もどうにかしたい。
