シェル風日記

何気ない日々、風のたよりのメモ的日記

映画といえば

2007-09-14 | トラックバック練習板

私は映画というとまず思い浮かぶのは、故・淀川長治さんである。

私の子供の頃は学校で集団で映画に連れて行ってくれたりしてたが、
あの昔の映画館のあまり綺麗じゃない建物と暗い雰囲気が苦手で、
個人では行ったことがなかった。
大きくなってから、淀川氏の日曜洋画劇場で、
あの「サヨナラ…」の解説の面白さで、
映画が好きになり、有名な映画はだいたいテレビで観た。
映画館に足を運ぶようになったのは、シネコンが出来てからである。
最近も何本か観てそれぞれ皆面白かったが、
特にこれは絶対お勧めというのは思い浮かばない。

映画を観ると、「淀川さんだったら、どんな解説をされるんだろう」、と思ってしまう。
映画が大好きという純粋で一途な生涯は有名だと思うが、
私はテレビで、淀川さんがチャールズ・チャップリンに実際お会いされた時の
エピソードをお話されたのを聞いて、大変面白く感動した記憶があり、
そのお話でチャップリンに興味を持って、ビデオを観た記憶があるが、
モノクロの無声映画だったが、面白かった。
最近の若い人にはどうなのかな?と思ってたが、子供が大学の頃、
学内に、休講などで時間が空いた時などに、自由に観て良いライブラリー施設があり
たまたま何の知識もなく観た映画が『モダン・タイムス』で、
「おかあさん、チャップリンって知ってる?」と聞かれたことがあり、
今の子でも十分にわかる、面白さがあったらしい。

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それで、お勧めしたいのは
『日曜洋画劇場・40周年記念、淀川長治の名画解説』
これを観て、その解説で興味を惹かれた名画を
DVDで御覧になるのも良いかもしれません。
50作品ありますが、この中で独断と偏見では、
『ベン・ハー』『激突!』『エデンの東』『ある愛の歌』『羊たちの沈黙』
などがお勧めです。

ここにはないもので、『シックス・センス』は意外な結末で、
恐怖が感動に変わる瞬間が鮮やかで面白いと思います。
私の一押し『名犬ラッシー』は、
エリザベス・テイラーが出てる50年前のも、
最新のも、両方御覧になる事をお勧めします。
最新のは、昨年の暮れから今年の初めに上映されましたが、
上映館が少なかったため、見逃された方も多いと思われますが、
やはり時代が進んで動物愛護精神の観点からも、
さらによくえがかれていますし、
子供と大人が一緒に感動できる映画だと思います。

(トラックバック練習板・テーマ:秋の夜におすすめの映画を教えてください)

コメント (9)
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