こんにちは、もうすぐクリスマスということで。
クリスマスと言ったらロマンチックなイメージがあるわけですが、
そもそも昔はそんなにクリスマス=恋人たちの日というわけでもなかったようですね。
どこかの記事で見たのですが、松任谷由美さんの「恋人がサンタクロース」や山下達郎さんの「クリスマス・イブ」
などの歌が出てきたあたりからそういう風潮が出てきたとの分析でした。
そんな中、世の大学生の多くはそれに憧れつつもできずにいるんですね。
僕の周りですと、実感としては実現できる人は半分もいないような気がします。
やはり若者の草食化は相当なものがあると思いますね、
などと自分のことは棚に上げて言ってみるのです。
僕だって決してゲイとかそういうわけではなくて、女の子と過ごしたいなあという願望はあります。
でもそれができないのはなぜでしょうね。
彼女すぐできそうなのにね、とも言われるし、自分のことを良いと言ってくれる女の子もいますが、
所詮そこまで、何か発展するということはないのです。
明らかに拗らせている。過去に原因がある。
まあ僕自身のことなんか書いてもみなさん僕のことを知らないですし、
特になんとも思われないでしょうからやめておきます。
いつか昔話をしたくなったら書きます。
ということでクリスマスを前に思うことは、やっぱりみんな幸せになるといいなあ、ということです。
みなさんは、NHKの「72時間」という番組をご存知ですか?
これはある場所にカメラが72時間密着してそこを訪れる人々に話を聞く、という番組です。
ある場所というのがいつもおもしろくて、
ガソリンスタンドや大阪ミナミの雑居ビル、一人カラオケ店、ハローワークまであるわけですが、
なんというかどれも華々しい場所じゃなくて少し疲れた場所なんですね。
だからそこを訪れる人も順風満帆な人生を送る人というよりも
少し変わった人、行き詰った人、暗い過去を抱えた人が多いんです。
そういった人たちを見てると、本当に世の中にはいろいろな人がいるんだ、
僕は本当にその一部しか知らないんだ、と実感します。
前回の記事でもちらっと書きましたね、新宿西口に行った日のこと。
そこにもホームレスの人がいたりして、全く同じようなことを思いました。
このことは一回友人に話したことがあるんですが、そのときは
「そうやって自分の相対的な幸せを感じてるの?(笑)」
と言われました。
彼はだいぶ冗談っぽく言っていたんですが、僕はそれについてしばらく考えてしまいました。
果たしてそうなんだろうか。
いや、違う、はずだ、と思いました。
やはり僕には、親の教育が良かったのかカトリックの幼稚園に通っていたからなのか、
人の幸せを願う気持ちが強いんです。良くも悪くも。
だから本当に、正直に謙虚に生きてる人は望むことが最大限叶うといいと思うし、
幸せになってほしいと思うんです。
少しまた話は変わりますが、この前ホテルでアルバイトをしました。2回だけですが。
ホテルで働きたい、というのは以前の記事でも書いていたんですが、
ついにアルバイトとはいえ少し望みが叶ったのです。
しかし、ホテルでの2日間は、なんか違うんじゃないかな、と感じる2日間でした。
確かに初めてだったので怒られまくってそれどころじゃなかったというのもありますが、
お客さんと接してみて、自分の想いと違う部分が感じられたのです。
働きにいったのは、東京でもだいぶ有名な高級ホテルでした。
だからもちろん、そこに泊りに来る人なんかも多くがお金持ちなわけです。
そういった人たちの相手をしていると、
「僕が幸せにしたいのはこういう人たちなのか」という思いがわいてきたのです。
中には傲慢で態度の悪いお客さんもいて、こんな人のために力を使いたくないな、と思うこともありました。
確かにたくさんの人が訪れるわけですから、少しはそういった困った人もいるのでしょう。
しかし、全体的な層として、僕はもう少し違う人たちの幸せを願っていると感じます。
もちろん、究極的には皆が幸せになればいいんです。
でも、そこにいたようなお金もたくさん持っているような人は、お金が世の中の全てじゃないにせよ、
比較的幸せに近いでしょうし、少なくとも物質的には恵まれているはずです。
僕はそういった人たちよりも、もっと恵まれてしかるべきなのに、
運悪く幸せを手にできないような人のお手伝いをしたいと思うんです。
そのために自分はどうしていくべきなのか、もう一度考えてみたいと思いました。
とりあえず、クリスマスです。
この前電車に乗っていたら、
「幸せな人生を送る」
と書いたクマのストラップを付けた、疲れた顔をした女の人がいました。
なんて大胆なストラップを付けているんだとも思いましたが、
今はその人が僕の中で一番幸せになってほしい人です。
彼女の全身にありあまるほどの幸せが訪れるといいな、と思います。
主の祝福があらんことを。
どうかみなさん、お体に気を付けて、良いクリスマスをお過ごしください。
それではごきげんよう。
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