クイックルワイパーミッジのタイイング

2013-12-19 23:40:13 | フライタイイング
オイカワのフライフィッシングの切り札で今までほとんど裏切られたことのない#22ワインレッドQWM-SS(クイックルワイパーミッジ-ストレートシャンク)のタイイング。(タイイング動画はこちら
釣りに行けない日でもコーヒーでも飲みつつ次回の釣行に想いを馳せながらまったりとタイイングして至福の時間を過ごせるフライフィッシングは素晴らしい。
ダイソーのワインレッドのミシン糸で痩身のボディを巻いたあと、ダイソーのクイックルワイパー相当品をウイングに。バーチカルを5本、順方向を2本タイイングした。

使用フック
#22 VARIVAS 2120WB

使用マテリアル
スレッド ダイソー ミシン糸(ワインレッド)
ウィング代用品 ダイソーのクイックルワイパー同等品
ヘッドセメント ティムコ HEAD CEMENT CLEAR
防水処理剤 ティムコ Dry Dip SUPER

上江津湖でフライフィッシング

2013-12-18 17:25:40 | フライフィッシング釣行日記
午後からいつもの上江津湖でオイカワ・カワムツのフライフィッシング。
今回は江藤ボートの対岸あたり(スイゼンジノリ群生地横)から入渓し加勢川を釣り登ることにする。

気温7度くらい、水温15.8度。
昨日から小雨が降り続いているが、釣行中に止み、最後は晴れた。
雨のため今日の白川(本荘あたり)はやや増水傾向で茶色に濁っていた。こういうとき白川では釣りにならないが、ほとんど湧水が源流の上江津湖は少々の雨なら濁りはわずかで普通に釣りになるどころかむしろ狙い目である。

時期的なものなのか恒常的なものなのか、江津湖初心者の俺には分からないが、夏に来たときよりかなりの減水状態が続いている。だから江藤ボート対岸から上流へ楽にウェーディングが可能だ。
だたし川筋の流心に近づこうとするとふくらはぎ~膝下くらいまで足がぬまる傾向が出てくるので水深はそこまでなくても流心には近づかない方がよさげ。一部流心を通って簡単に向こう岸に渡れるところはあるが、そこ以外は流れの端沿いにウェーディングしていった。

まずはいつもの#22ワインレッドQWM-SSを前回装着しっぱなしのままキャスト。オイカワ2匹とカワムツ1匹に遊んでもらう。満足したのでいろいろ遊んでみることに。

#22ワインレッドQWM-CSは割とバイトがあるがやっぱりフッキングが悪くあまり釣れないエッグフライでなんか釣れんかなと思ったが全く反応無し。鯉が群れている頭にキャストしても無反応。もしかしてブラックバスでも食いついてこないかなとキャストしたエルクヘアカディスはカワムツかオイカワらしき小魚に人気でバイトがかなりあるのだが、フッキングには至らない。ってことでまた#22ワインレッドQWM-SSにして釣り登り続行。
カワムツ
オイカワ


ぞうさんプールを右手に見ながら越えたあたりで時間切れ終了。
夕方には晴れ渡り気持ちの良い天気。雨が止み、晴れてくるにつれて羽虫の姿がちらほら見えるようになった。ユスリカっぽいのが主だが、もっと大きめのカゲロウみたいなのも飛んで風に飛ばされてた。
そうそう数日前もそうだったがこのへんは上流へアップクロスでキャストしようとしてもいつも逆風が吹いている気がする。今日は割と風もそこそこあったのでしょうがなく釣り上がりながらクロスかダウンクロスくらいで攻めていった。ダウンクロスだとすぐドラッグがかかるので難しい。少しでもナチュラルドリフトする時間を稼ごうと見よう見まねで着水前にロッドプルプルしてみたがあんまりうまくいかなかったな。

今日も江津湖の自然からいっぱい幸せをいただいた。
ありがとう。

今回の釣果
オイカワ 9匹
カワムツ 2匹

使用タックル
POLYFLEX 6ft6 #2/3 2ピース グラスロッド スローアクション
リーダー 6x 7.5ft
ティペット 7x

略語
QWM クイックルワイパーミッジ
SS ストレートシャンク
CS カーブドシャンク

上江津湖でフライフィッシング

2013-12-15 08:18:28 | フライフィッシング釣行日記
夜明け前から1時間ほど上江津湖のぞうさんプールあたりの加勢川でオイカワのフライフィッシング。気温1.7度、水温15.4度。
#22蛍光オレンジのインジケーターをウィングにしたミッジ風エッグフライを投入する。するとサクッとオイカワが釣れた。その後も同じフライで釣れるのは釣れるのだが、だんだん浮力がなくなっていくと釣れなくなった。そこでエッグ(ウィング)を大きめにタイインしたものに変更。しかしこれは浮力や視認性はよいもののオイカワには不評のようであまり食いつきがよくない。

蛍光オレンジのミッジ風エッグフライの使い勝手がわかったところで、あとは時間までいつものエースフライである#22赤QWM-SSを登場させる。
サクッとオイカワ3匹とカワムツ2匹を釣り上げて終了
この葦の周辺にはカワムツが多かった。とくに葦のすぐ下流端あたりは葦に分けられた流れが合流するところでオイカワやカワムツが多く定位していた。
←下流 上流→

蛍光オレンジのミッジ風エッグフライは蛍光オレンジ部分の大きさが適切で最初の数投の浮力が保たれているときはQWMと比べても遜色ない反応を示すが、1本だけで何匹も釣るような浮力はないので使い勝手はもうひとつか。QWMの反応が渋いときのオプションとして選択肢が増えたことはよしとしよう。

今朝も江津湖の自然から幸せをいっぱいいただいた。感謝。

今回の釣果
オイカワ 7匹
カワムツ 2匹

使用タックル
POLYFLEX 6ft6 #2/3 2ピース グラスロッド スローアクション
リーダー 6x 7.5ft
ティペット 7x

略語
QWM クイックルワイパーミッジ
SS ストレートシャンク
CS カーブドシャンク

蛍光オレンジのインジケーターフライのタイイング

2013-12-14 23:00:15 | フライタイイング
こないだの上江津湖にてニンフでのフライフィッシングをしてみたら、やたら蛍光オレンジのインジケーターに反応してオイカワが果敢にアタックしてくるので、試しに蛍光オレンジのインジケーターをウィングみたいにしたミッジというかエッグフライというか、そういうのをタイイングしてみた。

インジケーターはオーナー針のプロ目印(蛍光オレンジ)
こいつを#22のフライフックにタイイングした。
卵と思って食ってきてるのかなと思うので蛍光オレンジ部分が球状になるようにしてみた。

次に、セリアで良さげなダビング材を発見したのでそれを使ってビーズヘッドニンフもタイイング。
全部で4個のフライをタイイングした。

使用フック
#22 VARIVAS 2120WB

使用マテリアル
ビーズ Tokaiで買ったロイヤルビーズ 丸小 No.512
ラメ素材 ダイソー レインボークッション
ダビング材 セリアの羊ちゃん
スレッド ダイソー ミシン糸(各色)
ヘッドセメント ティムコ HEAD CEMENT CLEAR
防水処理剤 ティムコ Dry Dip SUPER

上江津湖でフライフィッシング

2013-12-11 16:41:35 | フライフィッシング釣行日記
上江津湖のぞうさんプールあたりの加勢川でオイカワ・カワムツ狙いで昼過ぎからフライフィッシング。

おととい雨が少し降り、昨日は晴れたが今日も朝から小雨が降ったり止んだり。釣行開始時は雨降ってなかったが念のためウェーダーの上着はレインウェアを着込む。

気温10度、水温15.6度。例によって江津湖とくに上江津湖はほとんど湧水だけが水源なので冬でも水温は温かい。手がかじかんだら水に手をつけたらポカポカする。魚を手でつかんだら手より魚の方が温かく、ホッカイロのようだった。

まずはボウズをさけるためいつもの#22赤QWM-SSで釣行開始。サクサクと4匹釣り上げて満足する。

次に本日のメインイベント、こないだタイイングしたばかりで5773さんから釣れる!とお墨付きをいただいたビーズヘッドニンフを試してみることに。

実はニンフでのフライフィッシングは初めてではない。ビーズヘッドに赤スレッドで巻いただけのシンプルなビーズヘッドを使って俺の心のホームリバーである矢形川水系で試してみたことがある。(フライフィッシングに必要なことはほとんど矢形川水系で学んだ)結果は撃沈。ドライフライと違って沈むのであたりの取り方がイマイチわからない、粘土状のインジケータつけたらキャストですっ飛んて行く、インジケータを付け直してやり直したら今度はキャストがしにくい。散々な目にあって一匹も釣れず尻尾巻いて逃げ帰ってきた切ない思い出しかない。

今回はそのリベンジだが、インジケータにオーナー針のプロ目印ってやつを用意しておいた。こいつは浮きの役目はあまりないがどのへんに仕掛けがあるのか、魚がかかったかの視覚的目印としてリーダーとティペットの結び目に装着した。

セオリー通りダウンクロスでビーズヘッドニンフをキャストする。
と、バシャっとオイカワらしき今までにない強烈なバイトあり! いや、ち、違う、そっちじゃない! それはインジケータだ! 一度だけではなく、何度キャストしてもバイトがあるのはインジケータのみ。しかも、QWMをキャストしたときにはみせないくらいの狂ったような強烈なバイトをインジケータにかましやがる。そんなにうまそうか。

気を取り直して何度かダウンクロスで流してみると、き、きた~!!!! フィーっシュ!!! ビーズヘッドニンフで初めて見事にオイカワが釣れた。しかしまぁ、なんかいまいちフッキング率が悪い気がしたので、ハックルをチョキチョキ切って短くし、さらにインジケータをもっとみやすくするため多めにした。そしたらこれが効果があってさらに4匹オイカワを釣り上げた。ウェットの釣りはドライフライみたいに乾かして防水処理をする必要がないので釣ったらそのまますぐ次にキャスト動作に入れるから楽だし数を釣るのには向いてるのかも。

次にインジケータにやたら反応するので試しにQWMのボディ部分にインジケータを結びつけて試してみた。これはやっぱり効果大のようで1匹すぐつれた。しかもオイカワにしては珍しく無警戒にギルみたいに丸飲みしちゃってる。やっぱこれはイケるのではないか。
あとは普通に#22赤QWM-SSに戻して時間までオイカワやカワムツを釣った。

2人組の男子高校生が下校途中に通りがかって自転車を止めて岸からしばらく見学していた。フライフィッシングに興味があるが始められないでいるのか、実はプロ級の腕前で「うはっあのおっさん下手くそ(笑)」と思われながら見られているのかわからないが
今日の普及活動はこれでおしまい。

蛍光オレンジのインジケータが魚にとってそんなに食い物に見えるのなら、インジケータを使ってドライフライをタイイングしてみるかな。

今回の釣果
オイカワ 16匹
カワムツ 1匹

使用タックル
POLYFLEX 6ft6 #2/3 2ピース グラスロッド スローアクション
リーダー 6x 7.5ft
ティペット 7x

略語
QWM クイックルワイパーミッジ
SS ストレートシャンク
CS カーブドシャンク