びすた~り、びすた~り。

のんびりゆっくり歩いていこう。Kana-catの、日々のつぶやき。

赤道の夜明け④ ウワウワ!

2012-01-21 11:27:23 | Ecuador
 今日も雨です。3月みたいな暖かさです。買い物には行きたいのですが片道40分。メンドクサイ(笑)。
 
 写真をたくさん紹介したいので画面表示替えました☆

◆12月26日 高所順応②(ウワウワ・ピチンチャ4,768m) 晴れのち曇り、小雨

 まだ夜眠れない。脈が高いのだ。脈が高いのは水分摂取量が不足しているからとも聞くが、人一倍飲んでる自信あるんだけど、私。まだ足らんのか??いずれにしろ仕方がないのでストレッチなどをして過ごす。
 おなかの具合も良くないので朝食も控えめ。キトも標高はそこそこある(2,800m)し、まだまだ体が順化していないようだ。多分時差が順化をジャマしているのだろう。皆がネパールに行きたがるのがちょっと分かる。時差の少ない国のほうが絶対体調管理が楽だから。前回のインドを思い出しながらシミジミ実感。ちょっとしたことでも、体験してみないと自分の物にはならないんだな、と改めて思う。高所で登山するにはやっぱり積み重ねが大事。

 8時ホテル発。今日も高所順応でキト近郊の山、ウワウワ・ピチンチャへ出かける。順応といえども一つのピークを踏めるのは嬉しい。昨日よりさらに悪路を行くので、途中からセバスチャンのオトウサンの車に乗り換える。全員は乗れないので平岡さんと私は荷台。もちろん立候補。コトパクシや前回登ったイリニサを眺めながら揺られていくのは最高。イリニサが黒い(雪がない)のには衝撃だったけど。

<よく晴れてます。コトパクシが見えて、大はしゃぎ!前回とは違うのよ!>


<キトでは街中でも人が荷台に乗ってましたから合法のようです(日本ではダメです!)>


<正面の山の右側にちょこんと頭を出しているのがイリニサ。左がスル、右がノルテで私が登ったのはノルテのほう。>


 4000mのところで車を降りて、歩く。車道をところどころショートカットしながらゆっくり登る。花が結構咲いていて楽しい。順化でよく使われる山らしく、セバスチャンの知り合いガイドが何人も挨拶して通り過ぎていく。「忙しい山だ」と笑うセバスチャン。そのうちの一人がなんと前回お世話になったマルシアーノだった。大げさなジェスチャーでご挨拶。彼がほんとによっちゃんと私を覚えていたのか怪しいが・・・(絶対後でセバスチャンに「あれは誰?」って尋ねてそう)。ま、いいや。

<左奥が山頂です>


<マルシアーノと再会。多分エクアドルで一番日本語(カタコト)がうまいガイド(笑)>


 頂上に続く稜線に出ると結構風がある。「坂の上の雲」のエンディングみたいでカッコイイよね、と平岡さんが言ってもよっちゃんには通じず。山好きなのにあのエンディングを知らないなんて・・・ありえないですよ、よっちゃん(ちなみに私は毎回エンディングメインで見てました(笑))。
 頂上からは前回登ったルコ・ピチンチャが見えた。不思議な懐かしさ。前の晩飲み過ぎてね、おなか壊していて大変だったんですよ。でもプチ岩登りさせてもらってすごく楽しかったんだよね・・・。

<えーとこれはカヤンベ?>


<あと少し。>


<山頂で。バックが前回登ったルコ・ピチンチャ>


<坂の上の雲ですよ!>


<まだ乗るか!>


 下山後はカヤンベの麓、グアチャラ村のロッジ「アシエンダ・グアチャラ」へ。農園を宿に改造したものでかのウィンパー(エクアドルの山を踏査して「アンデス登攀記」を執筆した人)も泊まったらしい。博物館、資料館みたい(つまりちょっとかび臭くて歴史のカホリがするってことだ(笑))。夕食も昔風?で・・・つまり質素。ただ、暖炉の火が嬉しい。食事を終えた頃にセバスチャンが奥さんのアリーを連れて現れた。山岳ガイドは家を空けることが多いので、色々努力?しているらしい。彼女は森林保護の仕事をしていて、翌日は海岸部へ世界一高いマングローブ林の保護の仕事をしに行くんだって。詳しく聞きたかったけれど、私の語学力では無理。残念。

<セバスチャン夫妻と。アリーは両親がコロンビア人だそうです。コロンビアは美人の産地ですもんね。>

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