shakoの日常着物と照明シゴト備忘録

普段着物生活と照明スタッフでのつれづれブログ。
和装はもっと気楽に楽しめる!を提案中。 (旧:垢抜け屋文月)

愛するものたちの物語

2016-11-20 16:32:14 | 照明



写真 : 五十嵐梨華さん

振付け家・アーティストの香瑠鼓さん出演の舞台、終演しました。

演出は北条馨梨さん、凄いアートを創り上げてくださいました

プロフェッショナルな映像とダンサーさん、音響さんに囲まれ、

楯直己さんの生演奏と語り。
どこまでが録音でどこからが即興なのか、
痒いところに手が届く演奏、歌唱。
時にソリスト、時にBGMを奏で、その塩梅が本当に気持ち良く、つくづく楯さんて凄いと思いました。

そして何と言っても映像×ダンス

久々の鳥肌。

私が一番心惹かれたのは、紀元由有さんの踊りと映像、一番最初の写真がそれです。
美しかった

香瑠鼓さん振付けによる皆さんのダンスも惚れ惚れでしたし…

上げるとキリが無い…

それでも、「ここがこうならもっと良かった」
とスタッフは全員きっとそう思ってる。

3回の公演で1回終えるごとに
『あそこ合わせた方が良くなるね、演者さんと確認して返そう』
…と、みんなが上に上る努力を惜しまない。

そんな幸せな現場が続いています。
舞台っていいな。

着物が着られない日々が続くと自分が自分でないようなストレスを感じるまでになってきましたが、
大変素敵な作品に関わることができていて、
それは素直にワクワクが止まらない

さすがに、ピンの照準を付けて明かりを出すのにはー慣れましたが、下手くそなのには変わりない。(すみません)

プロにやって貰うのが一番だけど、みんなのこと凄く分かっているので、交替の日が来るとしたら、それはそれで寂しい😞

許されるなら続けてやっていきたい

永さん(夫)にそこで変化が一発欲しい、とかリクエストして、
永:「手が付いていけないから間に合わないかも💦cue出しして〜」
私:「スローモーション来た!まもなくです……GO!」なんつって

我ながらその間合いは伝えられたりするのだから、ここで(香瑠鼓さんのスタジオ公演明かり)やらせて貰ったキャリアというものは、私にとって大きな引き出しに他ならない。

ありがとうございました
雪が今日で良かった…