瀬戸大橋夜景

2017年12月10日 | 写真


香川県側の五色台からの瀬戸大橋の夜景。長大な橋の夜景をじっくりと眺めた。この季節、瀬戸内海はもやっていて、昼は橋の眺めはあまり良くない。しかし、夜は空気が落ち着いてライトアップされた橋の姿が比較的くっきりと見える。本州側の海外線にチラチラと街の明かりが煌めき、とてもロマンチックな風情である。遠く夜空を照らすのはどこの街の明かりだろう。瀬戸内海の風景はどことなくのんびりとしていて、心の置き場を得たような安心感に満たされる。連絡船が行き交う風景から橋に変わっても、瀬戸内の緩いふるさとの風景は今も変わらない。

秋を懐かしむ

2017年12月06日 | 写真
いよいよ本格的に寒くなってきた。短かった秋も既に懐かしい過去になってしまった。紅葉の写真もアップする暇さえなく寒さに震える頃になってしまうとは。でも、私はめげずに秋の写真をアップする。毎年見慣れたはずの紅葉だが、なぜか「赤」が際立っていたからだ。もしかするといつもの赤なのかも知れない。でも私の目には確かに違っていた。


嵐山の紅葉である。古寺に映える赤である。迫る赤というのはこのことなのかも知れない。京都は千年の赤に染まっていた。



金刀比羅宮の紅葉は、赤を引き立てる黄色とのコントラストがいたるところで見ることができる。自然の色合いに感服。


晩秋の瀬戸大橋

2017年12月03日 | 写真




今度は瀬戸大橋を訪れた。児島側の鷲羽山からの眺望である。曇っていたが遠くまで見ることができた。鷲羽山の紅葉はグレーの橋を引き立てるように鮮やかに色付いていた。瀬戸大橋は鉄道も通る二階建て構造である。この橋の完成のお陰で四国への物資と人の行き来は盛んになったという。四国にも渡ったが、のんびりとした昔ながらの人情は橋ができても変わらないと思った。
それにしても、こうした長大な橋はなんと迫力があるのだろう。単に長いということではなく、その存在感が圧倒している。橋のない風景を想像しようとしても、どうにも殺風景な気がして、その努力はいつの間にか消滅してしまっていた。長く見ていても飽きないのである。どうやら、橋に憑りつかれてしまったようだ。