M.O.S.な日々

なんとなくな日

再々・ももクロ

2015-04-05 23:00:00 | Film
『幕が上がる』をまた観て来ました.

昨日の仕事終わりに渋谷で, ,
今日の花見祭り準備あとに流山で. .


観に行った理由は2 つ

一つ目はパンフレットを読んでて気になったところがあるので
行けたら行こうと思っていたら宇都宮での上映は終わってしまっていて
諦めていたところ・・・・
他のところだとギリギリ観れそうな時間帯でやってるから行ってみよう♪
という単なる興味本位w


もう一つが
学生の頃の自分を思い出して,
今の自分を思い返して, ,
自分を見つめ直してみたかったんじゃないかと思う
% 過去を振り返るとか年ですね・・・・

多分, 高校生までの自分が観たとすると"頑張ってるねぇ"と他人事のように見て
特に何も思うことは無く"良い映画だったなぁ"で終わっていると思う.

それから大人になって色々経験して映画の中の
同級生や先輩, 後輩, , 周りの先生, 家族, , 色んな人

その人たちを大学ロボコンをやっていた時の自分自身を投影して観ていたんじゃないかと.


それは幼稚園時の頃からの夢であり目標をしていたから現実で実際にやってる時は,
はたから見てると病んでるんじゃないかと思われるくらいに夢中だった

今思い返すと, その言葉の通りに"夢の中"であったような気がする

だからこそ日々のモチベーションがあったし頑張れたし
他のことは全部二の次にしてやってこれたし

1年生の頃の空回りしていた自分
2年生の頃のワイワイやっていた自分
3年生で優勝メンバーの一員で居れて, 世界大会にも行くことができた自分


"やりたいことをやりなさい"と送り出してくれた家族のとこ

先輩達と何気なく過ごしていた日常は気付けば終わっていて
"今日はもう二度と来ないんだ"としみじみ思い. .

一緒に過ごしていたメンバーがロボコンを辞め, , 大学すらも辞めたりして喪失感を覚え. .

先輩となり, 他のメンバーと一緒にチームのことで悩み, お酒を飲みつつ語らい


そんな日を通って自分はどうなったんだろうと

入学前と比べて, いったいどこまで来たんだろうかな?
どう変わったのかな?などと思いながら


大学ロボコンを終えて, それに代わる目標が見えずにいる今はどうなのだろう


映画に出て来た元役者の吉岡先生は夢を諦めてそれでモヤモヤとしている
そして, まだ自分が求めた世界に進んで行く

自分の場合は吉岡先生とは違って, 大学ロボコンである程度やり尽した感があり,
終わってしまった. 満足したという立場
そして, 次はまだ見つかっていない. .

さて, , どうしたものかと. . . .



自分自身を振り返ってみると, 自分には核となるものが無いと思っている
未だに自分のことが良く分かりません;

自分の核が無いから周りの色々なことに感化されて流されやすい性格



人の趣味の話を聞いているとそれが自分の趣味になり, ファンになる

目の前に見えたものに対して一所懸命になり
ちょっと先にある面白そうなものに飛び付いては
毎日に不満は無いし, むしろ楽しんではいるけど, ,
常にフラフラしているこの頃

そして"こうなりたい"とか"こうしたい"という明確な目標が持てていない



今の自分を色で表すならマーブル色か
それがさらに混ざり合って真っ黒なんじゃないかと思う.

でも高校生まで習字をやっていて見た高価な墨の黒色はとても艶があって
とてもきれいな色をしていた

だから, 自分もそんな色の黒色になりたいと思う.

まだ自分の色と言える色はない
"コレ!"と言ってその他のことを投げ出してでもやりたいこと,
やり遂げたいと思うことも今は無い

いつ自分の核となるものが出来るか分からないし,
いつ目標が出来るか, 大学のころのように夢中になれることが出来るか分からない


けれどいつかは, , 死ぬときには"これをやった!!"と言えるようになりたいなと思う. .

高校までの自分には無かった
大学の頃にはロボコンがあった
これからは・・・・?

そんなこんなを思えるようなメンバーに恵まれたこと,
映画を観ながら感慨深く思える経験をさせてもらえた
大学ロボコンにとても感謝しています.

//
映画の中で『銀河鉄道の夜』の劇をやっていたけど,
その解釈を聞いていてブラック・ジャックの『人生という名のSL』のような話だと思いました。

人は皆どこにでも行ける切符を持っていて,
その切符の行き先は自分で決めることができる
切符は鈍行列車にも新幹線にもなるし, 飛行機にだって変えることができる

そして, その切符は小さい時の方が自由に使える
そこのとを大人は子供に教えるけど子供はいまいち意味が良く分かっていない
後になって意味が分かって後悔したりする. .

辿り着いた先は自分が求めていたところではないかもしれないし
実際にどこに辿り着くかは分からない

だからこそ, 自分の意志で歩んでいかなければならないんだと.


『銀河鉄道の夜』を読み返してみたくなった


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それにしても二日間で1万5千円の出費

わざわざ同じ映画を観るためだけの県外遠征

未だに自分自身が良く分かってませんw

この先どうなることやら・・・・

あとがき→その他モロモロ