最近、秋だというのに天気がすぐれない日が続いています。でも、大丈夫。
文吉が休みの日には晴れることになっているので、曼殊沙華を観に行きました。
本当は「曼殊沙華」というのが正しいのですが、秋のお彼岸のころが見ごろということで「彼岸花」とも呼ばれています。
埼玉県の日高市には曼殊沙華の自然自生地日本一の場所がありまして、この時期になると毎年にぎわっています。
このブログでも何度も訪れているので、常連の方は良く分かっていると思いますが「巾着田」と言うところです。
2020年10月02日(金)晴れ
朝起きたら、目がいっぺんに覚めるような青空です。
秋の晴れ間は天高くどこまでも見通せるような気がしますね。
ちなみに、昨日は中秋の名月でしたが、文吉の住んでいる埼玉ではお月様が雲に隠れて堪能することができませんでした。
08:57(12565)
自宅を出発します。
流星号は本当にエンジン快調で音も静かに起動しました。
まるで納品された新車のようです。
実は、9/28に流星号は一年定期点検を受けたばかりなのです。
オイルとフィルターエレメントを交換したので、実に快適なのです。
天気は文吉が思っていた以上に良く晴れて、むしろ暑いくらいなのです。
富士見バイパスも流れが良くて、こんなに気持ちの良いツーリングは久しぶりです。
川越から県道15号(川越日高線)を西にずーっと進みます。
ところが、地図の上では残り4kmくらいのところに来たところで、急に渋滞に入りました。
特に工事か何かしているようでもないのですが、ノロノロとしか進みません。
10:42(12608)
やっと、巾着田の入り口に到着しました。
しかし、そこに書いてある看板をみて、文吉はショックを受けました。
【01】
「今年は曼殊沙華観賞できません」って、どういうこと?
ここは自生している曼殊沙華を見る場所でしょう?
とりあえず、他の車も入っていくので文吉も中に入ります。
なぜ、観賞できないのかというと、文吉には答えが二つしか思いつきません。
1、気候が悪くて曼殊沙華が咲かなかった。
2、コロナの影響で人を寄せ付けたくない。
でも、答えは2番を拡大解釈した「実力行使」でした。
いつもならあたり一面真っ赤な絨毯を敷き詰めたようなところなんですよ。
それがなんと、人の手で全部刈り取られています。
【02】
一本残らずか? と言うと、そうでもないんですよ。
ところどころに、ポツン、ポツンと生き残った花があることはあるんです。
そんな健気な花たちを観るために少し散策してみます。
【03】
【04】
そして、たまにコスモスも自生しています。
【05】
そして、刈り取られても何とかまた咲いている花もあります。
【06】
遠足の小学生低学年の子供たちも少し寂しそうに歩いています。
そりゃあそうですよね。
文吉のようなおじさんでもきれいな花をみるのを楽しみにして来たんですからね。
【07】
自生地のほぼ中央付近に建てられた高句麗の王様の像のおっかない顔も、なんだか悲しそうに見えました。
【08】
【09】
【10】
誰がやったのか、花束を木のウロに差しているのが不憫です。
【11】
自生地を取り囲むように川が流れ、その中央付近を貫くように小さな橋があります。
ドレミ橋といって、ここを歩くとドレミの音階が小さく聞こえる仕掛けになっている橋です。
【12】
ここで散策を折り返して、川沿いに歩いてみました。
夏休みが終わって、日帰りキャンプする人たちもめっきり減っています。
おや、投網をしているおじさんがいますよ。
【13】
投げては引き上げての投網を5,6回眺めていましたが、一回も魚がかかることがありませんでした。
きっと、お魚さんもコロナで自粛しているんでしょうね。
流星号がお留守番している駐輪場まで戻ってきました。
おりこうさんだったねパチリしてあげるね。
【14】
12:50
では、帰るとしますか。
帰り道は国道299号を所沢を経由しながら、ついでに食事でもしようと思います。
13:02-38(12615)
飯能を通っていたら、大きな文具屋さんを見つけました。
以前も、ここに立ち寄ってシステム手帳用のリフィルを買ったことがありました。
文具オタクの文吉はこういう店を見るとスルーできないんです。
【15】
この時期になると、来年用の手帳やカレンダーが店頭に並んでいます。
文吉は手帳はシステム手帳を使っているし、カレンダーはもらいもので済ませています。
でも、今年の四月から日記をB5サイズのビジネスダイアリーに書き込んでいます。
手帳には20年以上前からその日の出来事を書いているのですが、清書して残しておくようにしたのです。
その方が見やすいので振り返って見る機会が多くなりました。
このブログの文章も、これを振り返りながら書くようになりました。
どうせ、必要なものだからついでに購入しておきます。
【16】
(写真は、家に帰って現在使用しているダイアリーを下に敷いて撮りました。清書と言っても字は汚い)
それにしても、お腹がすきました。
文吉は麺類がすきなので、おいしそうなラーメン屋さんはないかなあ。
家まで流しながら探しているのですが、なかなか良さそうな店がありません。
14:20-15:00(12633)
川越二輪館に到着。言わずと知れたバイクの専門用品店です。
別に用事はないのですが、時間はたっぷりあるので冷やかしに入ってみました。
特にブーツのコーナーに興味があったのですが、どれも今一つです。
何も買うものが無いまま出発します。
15:31-50(12650)
おなかが空いたまま、自宅の近くまでやってきました。
そうなるとしょうがない。
山田うどんに入るしかないですね。
【17】
平日のお昼をかなり過ぎた時間ですから、お客は数人しかいません。
大きなカウンターは文吉一人だけ。 貸し切り状態で頼んだのは本日の日替わり定食です。
【18】 味噌カツ丼とうどんのセット 790円
甘い味噌が食欲をそそりますし、空きっ腹なのでとても旨い。
でも、元来、小食の文吉には量が多すぎます。
最後は無理してお腹の中に押し込みました。
ごちそうさん。
15:55(12651)
無事に自宅に到着。
バイバイ
【追伸】
お腹がパンパンで夕食が食べられなくなりました。
中途半端な時間に食べるのは良くないですね。
20時ころにお風呂に入っても、全然おなかが減らないのです。
今日はとうとう晩ご飯抜きになりました。
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内の裏にもさいているけどあまりキレイじゃない
埼玉のはキレイなんですね 文吉さんの写真がじよーずだからですね
コメントありがとうございます。
埼玉の曼殊沙華も福島の曼殊沙華も同じです。
すべての花はみな美しいのです。
なんてね、でも、ほんとうは写真の撮り方によると思います。
文吉の腕がいいからではなくて、「どういう気持ちで撮ったか」で写真の出来栄えは全然変わってくるのです。
もっと言うと、自分が感じたことをどう写しこむかを真剣に考えて撮った結果です。
今回は、ほとんど刈り取られた中でほんの少しだけ生き延びている花が本当に健気に見えました。
文吉のその気持ちが写しとられたんだと思います。
巾着田の曼珠沙華は秋の風物詩として、有名ですね。
でも今年はコロナのせいで、無惨に刈り取られていたなんて知りませんでした。
本当に残念です。
でも、それでも文吉さんはこんなにキレイに写真で伝えてくれたんですね。
文吉さんのしっかりした文章はシステム手帳と大型の日記帳で裏打ちされていたんですね、
やはりかなり几帳面な性格です。
さすがはA型ですね。
お祓いですか?
良いかも知れないですね。
安くて効果のある人がいたら、紹介してください。
文吉には「気の弱い貧乏神」が憑いているのです。
こいつがいる限り、宝くじには当たりそうにありません。
豪華客船での世界一周も無理なんでしょうね。
「花の命は短くて」と言いますが、その命も全うすることなく 刈り取られてられてしまった曼珠沙華は無念だったと思います。
でもDNA は無限です。
今年はダメでも、来年はきっとあたり一面に花開いてくれると思います。
文吉が几帳面かと言うと、どうなんでしょうね。
遊ぶことは非常に几帳面だと思いますが、それ以外はずぼらな性格です。
仕事はいかに手を抜くかと几帳面に考え抜くのが文吉流だと思います。