秋も深まってきました。天気も良くて日本で一番良い季節になりましたね。
空を見上げると、あれは何だ? 鳥か? スーパーマンか? いえいえ、あれはブルーインパルスです。
日本が戦争も無く平和な国でいられるのは、実は表向きのことです。
日本は「隙あらば・・・」と思っている国々に囲まれていると言っても過言ではないと思います。
その日本の防衛を一心に背負ってくださっているのが、自衛隊の皆さんです。
中でも、航空自衛隊(Japan Air Self-Defense Force)は主として空において行動し、主権国家たる日本の平和と独立を守り、直接侵略及び間接侵略の脅威から日本を防衛することを主たる任務とする防衛組織です。
今回、文吉夫婦は何年も前から「一度は行きたい」と思っていた入間基地の航空ショーに行ってきました。
〈11/4読売新聞埼玉版より〉
2014年11月03日(月)晴れ
07:45
妻を後ろに乗せて、まだ少し寒い中をSHADOW750jrは走ります。
入間基地の入場開始は9:00からで、文吉の家から入間基地まではShadow750jrなら40分くらいの距離です。
なのに、なんでこんな早くに出発するかと言うと、「入間基地の航空ショー」は毎年30万人くらいの人が見に来るビッグイベントで、早くいかないと良い場所がなくなるのです。
富士見無料道路の川越から国道16号を八王子方面に進みます。
入間基地がみえたところで、車は渋滞しています。
沿道は最寄駅から歩いて基地へ行く人たちの行列が1Km近く続いています。
基地の200m手前からはバイクはエンジンを切って、押していくように指示されます。
あらかじめ調べて分かっていたこととはいえ、これはかなりきついです。
この300kg近い大型バイクをやや登り坂を押して歩くなんて、まるで拷問ですよ。
妻が後ろから押してくれますが、人ごみの中では返って危険なので、途中からひとりで押しました。
08:50
やっとこ自衛隊員の指示で駐輪場にとめることができました。
もう、ヘトヘトです。帰りたくなりました。
すでに、人、人、人でまったく先が見えない中をゲートに向かって歩きます。
やがて、手荷物チェックを受けて、金属探知機で身体を探られて入場できました。
中に入ると、まずはトイレですよね。
でも、考えることは皆さん同じのようで、入り口に一番近いトイレはすでに50人近い人が並んでいました。
それでも、男性はスムーズにながれるので20分ほどで用を足すことができましたが、女性はその3倍はかかると思います。
妻は「それほどせっぱつまっていない」というので、ここはあきらめて先に行くことにしました。
滑走路に向かってずんずん歩き、時には先行く人を追い抜いて、駆けるように陣取りに向かいます。
さいわい、旨い具合にすすめて最前列から3番目くらいのポジションを確保することができました。
入り口から1500mくらいの距離だと思います。
滑走路の手前には色んな種類の自衛隊機が展示してあります。
文吉達の目の前にはC-1という大型の輸送機があって、目印になります。
地べたに直接座るとお尻が冷えるので、みなさん思い思いに工夫をしてきています。
文吉はバイクに小型のパイプ椅子を入れているのを思い出しました。
妻が「取って来て」というので、「イエッサー」と今来たばかりの人ごみをかき分けてとりに行きました。
我が家ではこういう時の「妻の命令は絶対服従」です。
やっとのことでバイクに戻って、パイプ椅子をとりだしたら、また行列に入って、手荷物検査からやり直しです。
それでも、なんとか無事に妻の待っている陣地にたどり着くことができました。
もう、文吉クタクタです。帰りたくなりました。
やがて、音楽隊が通り過ぎて、目の前に展示してあるいくつかの自衛隊機と同じものが上空を飛び交うようになりました。
【YS-11】
【T-4】
しかし、こんな大きな金属の塊が空を飛ぶのって、なんだか不思議な感覚になります。
【C-1】
【CH-47J】
やがて、お昼になって持参のおにぎりを食べたらいよいよ今日のメインイベントです。
日本の航空自衛隊が世界に誇る「T-4 ブルーインパルス」の登場です。
華麗なアクロバット飛行は轟音とともに時速800Kmで上昇したり、急降下したかと思えば反転して鋭角に曲がったりします。
しかも、6機が一糸乱れぬチームワークで編隊飛行する姿は美しく、頼もしく感じます。
この人たちがいる限り、日本の空は安心だと思えてきます。
地上に降りてきて見る雄姿は本当に優雅です。
わずか40分ほどの演技ではありましたが、十分に楽しむことができました。
帰りは駐輪場までは人ごみに巻き込まれるように歩きます。
でも、バイクにまたがってからはそれほどの渋滞もなく、無事に家に帰りつくことができました。
そうそう、このブログの熱心な読者である「りーさん」のご要望もありましたので、写真のワンポイントレッスンをしますね。
今回のブログの中に【CH-47J】という大型ヘリコプターの写真が二枚続けてありますが、この二枚には大きな違いがあります。
それは何でしょう?
答えは「荷物を運んでいる」ではありません。
上の写真は1/1000のシャッター速度にたいして、下の写真は1/80のシャッター速度で写しています。
その違いは一目瞭然ですね。
どちらが気に入るかは個人の感性の問題ですが、上のはプロペラが「停止している」のに対して下のは「回っている」ように見えますね。
資料としての写真なら上、鑑賞用の写真なら下の写真になると思います。
動いているものを撮るときは、その動きが見る人に一番伝わるシャッター速度があるものです。
では、その速度をどうやって決めたら良いのかというと、これは慣れしかありません。
実際に、文吉はこのとき、このヘリコプターだけで40枚ほど撮っています。
その時に、シャッター速度をいくつか変えて撮ることで、ベストなシャッター速度を選ぶことができました。
「へたな鉄砲も数撃ちゃ当たる」の精神こそ写真上達の早道だと思います。
バイバイ
P.S.
動画を「ユーチューブ」に流していますので、お時間の許す方はこのアイコンをクリックしてください。
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【文吉からのお願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
ここをクリックしてランキングを上げればより多くの方に見ていただく機会が増えると思います。
人気blogランキングへ
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空を見上げると、あれは何だ? 鳥か? スーパーマンか? いえいえ、あれはブルーインパルスです。
日本が戦争も無く平和な国でいられるのは、実は表向きのことです。
日本は「隙あらば・・・」と思っている国々に囲まれていると言っても過言ではないと思います。
その日本の防衛を一心に背負ってくださっているのが、自衛隊の皆さんです。
中でも、航空自衛隊(Japan Air Self-Defense Force)は主として空において行動し、主権国家たる日本の平和と独立を守り、直接侵略及び間接侵略の脅威から日本を防衛することを主たる任務とする防衛組織です。
今回、文吉夫婦は何年も前から「一度は行きたい」と思っていた入間基地の航空ショーに行ってきました。
〈11/4読売新聞埼玉版より〉
2014年11月03日(月)晴れ
07:45
妻を後ろに乗せて、まだ少し寒い中をSHADOW750jrは走ります。
入間基地の入場開始は9:00からで、文吉の家から入間基地まではShadow750jrなら40分くらいの距離です。
なのに、なんでこんな早くに出発するかと言うと、「入間基地の航空ショー」は毎年30万人くらいの人が見に来るビッグイベントで、早くいかないと良い場所がなくなるのです。
富士見無料道路の川越から国道16号を八王子方面に進みます。
入間基地がみえたところで、車は渋滞しています。
沿道は最寄駅から歩いて基地へ行く人たちの行列が1Km近く続いています。
基地の200m手前からはバイクはエンジンを切って、押していくように指示されます。
あらかじめ調べて分かっていたこととはいえ、これはかなりきついです。
この300kg近い大型バイクをやや登り坂を押して歩くなんて、まるで拷問ですよ。
妻が後ろから押してくれますが、人ごみの中では返って危険なので、途中からひとりで押しました。
08:50
やっとこ自衛隊員の指示で駐輪場にとめることができました。
もう、ヘトヘトです。帰りたくなりました。
すでに、人、人、人でまったく先が見えない中をゲートに向かって歩きます。
やがて、手荷物チェックを受けて、金属探知機で身体を探られて入場できました。
中に入ると、まずはトイレですよね。
でも、考えることは皆さん同じのようで、入り口に一番近いトイレはすでに50人近い人が並んでいました。
それでも、男性はスムーズにながれるので20分ほどで用を足すことができましたが、女性はその3倍はかかると思います。
妻は「それほどせっぱつまっていない」というので、ここはあきらめて先に行くことにしました。
滑走路に向かってずんずん歩き、時には先行く人を追い抜いて、駆けるように陣取りに向かいます。
さいわい、旨い具合にすすめて最前列から3番目くらいのポジションを確保することができました。
入り口から1500mくらいの距離だと思います。
滑走路の手前には色んな種類の自衛隊機が展示してあります。
文吉達の目の前にはC-1という大型の輸送機があって、目印になります。
地べたに直接座るとお尻が冷えるので、みなさん思い思いに工夫をしてきています。
文吉はバイクに小型のパイプ椅子を入れているのを思い出しました。
妻が「取って来て」というので、「イエッサー」と今来たばかりの人ごみをかき分けてとりに行きました。
我が家ではこういう時の「妻の命令は絶対服従」です。
やっとのことでバイクに戻って、パイプ椅子をとりだしたら、また行列に入って、手荷物検査からやり直しです。
それでも、なんとか無事に妻の待っている陣地にたどり着くことができました。
もう、文吉クタクタです。帰りたくなりました。
やがて、音楽隊が通り過ぎて、目の前に展示してあるいくつかの自衛隊機と同じものが上空を飛び交うようになりました。
【YS-11】
【T-4】
しかし、こんな大きな金属の塊が空を飛ぶのって、なんだか不思議な感覚になります。
【C-1】
【CH-47J】
やがて、お昼になって持参のおにぎりを食べたらいよいよ今日のメインイベントです。
日本の航空自衛隊が世界に誇る「T-4 ブルーインパルス」の登場です。
華麗なアクロバット飛行は轟音とともに時速800Kmで上昇したり、急降下したかと思えば反転して鋭角に曲がったりします。
しかも、6機が一糸乱れぬチームワークで編隊飛行する姿は美しく、頼もしく感じます。
この人たちがいる限り、日本の空は安心だと思えてきます。
地上に降りてきて見る雄姿は本当に優雅です。
わずか40分ほどの演技ではありましたが、十分に楽しむことができました。
帰りは駐輪場までは人ごみに巻き込まれるように歩きます。
でも、バイクにまたがってからはそれほどの渋滞もなく、無事に家に帰りつくことができました。
そうそう、このブログの熱心な読者である「りーさん」のご要望もありましたので、写真のワンポイントレッスンをしますね。
今回のブログの中に【CH-47J】という大型ヘリコプターの写真が二枚続けてありますが、この二枚には大きな違いがあります。
それは何でしょう?
答えは「荷物を運んでいる」ではありません。
上の写真は1/1000のシャッター速度にたいして、下の写真は1/80のシャッター速度で写しています。
その違いは一目瞭然ですね。
どちらが気に入るかは個人の感性の問題ですが、上のはプロペラが「停止している」のに対して下のは「回っている」ように見えますね。
資料としての写真なら上、鑑賞用の写真なら下の写真になると思います。
動いているものを撮るときは、その動きが見る人に一番伝わるシャッター速度があるものです。
では、その速度をどうやって決めたら良いのかというと、これは慣れしかありません。
実際に、文吉はこのとき、このヘリコプターだけで40枚ほど撮っています。
その時に、シャッター速度をいくつか変えて撮ることで、ベストなシャッター速度を選ぶことができました。
「へたな鉄砲も数撃ちゃ当たる」の精神こそ写真上達の早道だと思います。
バイバイ
P.S.
動画を「ユーチューブ」に流していますので、お時間の許す方はこのアイコンをクリックしてください。
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バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
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小さい頃から飛行機好きなのに実際の航空ショーを見たことがありません。
これは是非とも見に行かなくてはいけませんね。
それにしても凄い人混みだなあ。
コメントありがとうございます。
とにもかくにも1番乗りは気持ちが良いだろう。
君はやればできる子なんだから、これからも精進しなさい。
入間基地は近くて遠いところ。距離的には巾着田とそれほど変わらないんだけど、防衛省直轄の施設だから警備も厳重で普段は入れない。
でも、実際には自衛隊の人たちはみんな優しくて、良い笑顔をしていました。
これからも国の防衛をよろしくお願いします。頑張ってくださいと心から手を合わせたくなりました。
そうだ、いっとくけど、「ブルーインパルス」って食い物じゃないからな。たぶん、分かっていると思うけど。
動くものを撮影するのはどうも苦手なのですが、きれいに空の青さが写っていますね!さすが、少々アンダー気味なのですね。リアルでいいですね、ジェット機!
コメントありがとうございます。
プー太郎の文吉は奥様孝行どころか、絶対服従しないと小遣いに大きな影響がでてきます。と言っても、今回は二人とも行きたいと強く思っていたのです。
写真につきましては、時速800kmのジェット機ですから、露出やピントは二の次で、とにかくファインダーの中にとらえるだけでも至難の業でした。
しかも、人ごみの中です。前の人が立ち上がると文吉が見えるのは頭の真上の空だけでした。
最後から2,3枚目の写真は効果をだすために後から編集で露出を変えたものです。実際にはオーバーで、景色と機体がラップして見えにくいものでした。
コメントありがとうございます。
最近の中国船の密漁はひどすぎますね。
あれは、勝手にやっているんじゃなくて裏で中国政府が糸を引いているとしか思えません。
隙あらばドンパチやりたがっているのが見え見えですね。
でも、日本の自衛隊は中や北の軍隊よりはるかに優秀です。専守防衛は60年守られていますからね。
カメラはデジタル一眼とコンパクトカメラの2台を使用しています。写真はデジイチで動画はコンデジで撮りました。
空の色については上述の通り、一部編集して自分のイメージを表現しています。
今回は奥様もご同伴で、楽しめたようですね。
いつもポン吉さんとご一緒ばかりで奥様はさみしい思いをされていたんじゃないでしょうか。
ブルーインパルスってすごいですね。カッコいいです。うちの主人や子供たちも動画に釘付けでした。
また、私の要望で、写真のワンポイントレッスンをしていただくことぬり、大変うれしく思っています。ありがとうございます。
最近は主人も文吉さんのファンになって、更新をふたりで楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
まさか文吉のブログが家族円満の一助になっているとは嬉しい限りです。
写真のワンポイントレッスンは前から思っていたことでもあり、それなりにネタは持っているつもりです。
これからも、小出しにしていきますので期待してください。
また、「どのような時にどのように撮ったらいいのか」というような質問があったら、いつでも良いのでコメントを寄せてくださったら、こちらも助かります。