「教会に咲く花」

おれは…クラウド…
元ソルジャー。クラス・ファースト。

今は「なんでも屋」。
報酬さえもらえればなんでもやる。
どっちにでもつく。

今はアバランチに雇われ神羅の伍番魔晄炉を爆破するだけだ。
報酬は1500ギル。


「目的？そんなもの聞かなくていい」
「名前？なのらなくていい」

星の命もメンバーの名前など興味ないね。
金さえもらえればなんでもやるおれは「なんでも屋」だ。

壱番魔晄炉爆破はうまくいった。

次は伍番。

だが…

おれは爆破にまきこまれプレートから落下。

そして…

＊シリーズ化してしまったのか～「１Pもの」「BGMタイトルもの」

BGMは「教会に咲く花」。
脳内で流してください。

この曲は「エアリスのテーマ」の教会バージョンだね。

「てん…し…」というのは本編にはないセリフだけどザックスが言ってる。
だからきっとクラウドも同じこと思うのではないかと想像して入れてみた。

彼女もきっと驚いただろう。
ザックスと同じだったから。

似てるのは魔晄の瞳だけ。
だけど全部似ている…

だから…

「だいじょぶ」というのは間違いではなく彼女特有のしゃべりかたデス。
それにしても、スクエニに提案。
これだけFF7関連でもうけるなら音楽CD出して～
本編のクラウドのセリフを全部櫻井さんで言わせちゃうの。
あ、もちろん他の声優さんとのからみも入れてもいいなあ。

つまりラジオドラマみたいなの。
バックの音ももちろん入れて。
きっと売れるぞ。

「花火に消された言葉」

ミッドガルを出てすでにどのくらいたっただろうか。
この頃には彼女はクラウドの精神の崩壊に気づいていたのだろう。
目の前の彼は彼であって彼でない…

「わたし、あなたをさがしてる…」
「わたし…あなたに会いたい」

自覚していないクラウドは何を言われているのかわからない。
彼はこたえる。

「おれはここにいる」


「初めは似ているから…」
「でも今はちがう…」
彼女は言う。

髪の色も姿形もちがう。
似ているのは魔晄の青い瞳だけ。

でもどこか仕草が似ている…
だから気になっていた…

でも今はちがう…

彼女の最初で最後の告白。
彼女は彼女の使命を全うし星を救うべくひとり北をめざすのだった。


彼女は知らない。
クラウドが帰ってこない初恋の人ザックスが命かけて守った青年であることを。
（CCでその物語）

クラウドも知らない。
ザックスが「エアリスに会ったらよろしくな」と言い残したことも彼は精神の崩壊でわからなくなっていた。


＊ついこんな場面を描いてしまいました。
ゴールドソーサー（遊園地）で乗ったゴンドラ。
窓の外は歓声、ジェットコースターの轟音、花火の音。

そして「花火に消された言葉」のBGM。
このメロディーを聞くと胸がジンとくる。
彼女の切ない気持ちが痛い。

どうぞ脳内であの曲を流しながらみてくださいませ。